エフライムのお母さんは、テレビのレポーター。
お父さんは、家に居て小説を書く人。
お母さんはかっこいいのに、お父さんときたらエフライムにとってはたくさん注文をつけたくなるような存在。
特に人前での奇行には、エフライムも辟易の様子。
なんといっても学校前での「行って来ます」のキスをせがまれるのが、嫌なようです。
そんなある日、父母会でケーキのコンクールをすることに。
私は読んでいて、「げげっ、とんでもない学校だ!」と驚きました。
さて、ママは忙しくてパパが腕を振るってくれますが、仕上がったケーキのルックスに・・・。
ラストのパパのケーキの仕掛けに息子も感動していました。
そして、その後のパパのスピーチが素敵でした。
親離れしていく子供たちに寂しさを感じ始めたパパさんたちにお薦めしたい一冊です。