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イチローへの手紙」 ママの声

イチローへの手紙 作:ジーン・デイビス・オキモト
絵:ダク・キース
訳:吉池 幹太
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,320
発行日:2003年03月12日
ISBN:9784309266336
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • テーマは許す

    タイトルを見て、「イチロー」という名が出ていたので、野球選手に憧れる少年のスポーツ絵本かと思いましたが、違いました。
    テーマは「許す」。
    友達と喧嘩してしまった孫が、戦時中の敵国の選手を応援しているおじいちゃんのお話を聞き、仲直りする「許す」ことを学ぶというお話。
    スポーツの役割の大きさを再認識するお話でした。

    投稿日:2020/07/05

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  • イチロー選手のすごさ

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子9歳

    オリバーと大喧嘩をしたヘンリー、
    仕返しリストなんて作ってしまうほど嫌ってしまいます。
    そんな彼を第2次世界大戦の兵役経験者だった
    おじいちゃんがメジャーリーグのマリナーズの試合へ連れて行きます。
    今から60年以上も前に日本から海を渡って
    アメリカの土の上で野球をしている選手がいるってことを
    誰が想像したでしょうね。
    祖国を離れてアメリカに渡りそして戦争の為に
    日本を敵とみなして戦わなければいけなかった日系の方達の
    歴史を垣間見れます。
    イチロー選手はメジャーリーグに旋風を巻き起こしましたよね。
    普段野球を観戦しない私でも彼の活躍はとても嬉しく思います。
    そして彼の野球を通してこういう絵本ができたことも
    又素晴らしいことだと思います。
    ただ少し辛口で書かせてもらうと実際オリバーのした行為は
    本当にひどいものでヘンリーの許す心も大事にしたいんだけど
    彼の怒る気持ちもわからなくもないんですよ。
    後もう少しイラストが好みだったら良かったな。

    投稿日:2007/06/06

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  • 「許す」こと

    野球のお話なのかなぁ、と思って手に取ったのですが、ちょっと違いました。

    些細な事で友達とけんかをしてしまったヘンリー。
    「文句があるんだったら口で言いなさい」と言うママやオリバーへの仕返しをあれこれ考えるところなど、親子共に「そうそう」と身近に感じながら読み進めていきました。

    ヘンリーのおじいちゃんは大の野球ファンです。マリナーズのイチローの活躍を眺めながら、ヘンリーにけんかの話を始めます。
    日本とアメリカの。え!それはまた大きなけんかの話だと驚いたのですが…

    60年前には絶対仲直りは出来ないと思っていた日本。
    国歌斉唱を高らかに歌うおじいちゃん。
    そのおじいちゃんがイチローや佐々木などの日本の選手を応援する心の動きを、淡々と話します。
    アメリカと日本の友好は貿易など利益優先かも知れないけど、一人ひとりの人間には心の傷を癒す長い時間が必要だっただろうと思われます。そして「ゆるす」勇気をもてたんだと。
    イチローや松井の活躍ぶりや、アメリカでの人気を見ていると、共に笑い合える事のすばらしさを感じます。

    ヘンリーが、おじいちゃんの話を聞いて勇気が持てた様に、この本を読むと、「許す」勇気が貰えると思います。

    我が家の小2の娘には少し難しかったようです。高学年向きかな。

    投稿日:2006/11/29

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  • 日米の戦争の歴史

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子6歳

    いかにも野球少年向けの絵本だろうと、手に取ったのですが、読み進めていくと、そうではなく、もっと歴史の負の部分に触れた作品であることがわかります。
    かつて日本とアメリカが戦争関係にあった頃、それによって心に傷を受けた人間がまだまだいらっしゃいます。この絵本は、アメリカが舞台なので、日本人の私たちから見ると、正直「へえー、そうだったんだ。」と、考えさせられました。イチローの活躍から、日米の戦争の悲しい歴史に触れられる絵本です。

    投稿日:2006/06/20

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  • スポーツマンの効果と“許し”

    • 魔法の木さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 15歳、11歳、7歳

     友人に勧められ購入しました。
    ヘンリーがオリバーとけんかをしてしまいます。
    その日はおじいちゃんがマリナーズの試合を見にヘンリーを野球場に連れて行ってくれる日でした。
     野球を見ながらおじいちゃんは「日本から来た2人の野球選手をアメリカの野球場で応援することになるなんて、おじいちゃんがいた60年前には夢にも思わなかったよ。」と「許す」ことと「仲良くする」ことなどを野球と戦争を通して教えてくれる。
     小学校高学年の男の子で“どちらかというと本嫌い”の子を持つお母さんにお勧めです。
     少し気になるのは、絵本の中にみんな書いてあることでしょうか?もう少し読者に考えさせる要素があってもよかっのでは?とも思いました。
     絵もとてもきれいで、思わずうちの子はイチローのバッターボックスでのポーズをまねしていました。

    投稿日:2003/07/20

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  • イチロー・マジックの贈り物

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子3歳

     親友オリバーと大ゲンカしたヘンリーは怒りがおさまりません。どうやって仕返しをしようかとリストまで作りました。その日は、チャーリーおじいちゃんとセーフコフィールドにマリナーズの試合を見に行く日。おじいちゃんが迎えに来ても、ヘンリーの頭の中はオリバーへの怒りでいっぱいでした。球場で理由を聞かれたヘンリーは、おじいちゃんにけんかのことを話します。するとおじいちゃんは、自分ももう絶対に許せないと思ったことがあった…と、日本と米国の戦争について話してくれました…。 
     作者のオキモトさんはセーフコフィールドにこだまする「イ・チ・ロー」コールを体感し、「これは奇跡」と思ったそうです。ご主人が日系二世である彼女は日米開戦以来、両国間のわだかまりを常に感じてきたとも話してくれました。イチローから贈られた奇跡を何とか絵本にしたい、と創作したのがこの作品。大好きなイチローを通して、この国と日本の歴史を知る、本作品はそんな使命を担っているとも言えます。
     マリナーズのイチロー外野手が米国に与えた影響は野球に関することばかりではありません。地元紙は「イチローになりたい米国少年少女」の姿を伝え、日米文化融合の社会現象ともなりました。そして、もうひとつ、この作品にも描かれたように、第二次世界大戦で敵同士となった日米兵士たちの憎しみ・心のわだかまりをあっという間に解いてしまったこと。イチローを始め、米大リーグにおける日本人選手たちの活躍を一番喜んだのは、当地の日系人たちであったことは言うまでもありません。
     昨年の夏、英語版が出版され、今年の春、日本で邦訳版を手にしました。息子にはまだ読んでいないのですが、表紙を見た息子は「読む!」と張り切っていました。 対象は小学3−4年生ぐらいから。

    投稿日:2003/05/30

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