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ブッレブッセとまほうのもり」 ママの声

ブッレブッセとまほうのもり 作:ルイス・モー
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1998年08月
ISBN:9784198608965
評価スコア 3.8
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みんなの声 総数 4
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  • まさに別世界

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    ノルウェーの古典絵本だそうです。
    見返しのページからもう北欧っぽいオシャレなデザインがわくわくしました!
    まほうの森に入ると、リアルに描かれた動物たちが人間のように服を着ていたり二本足で歩いていたり。

    ブッレブッセのお話は、見開きページの左側にカラーで描かれています。
    その他まほうの森の動物たちの様子が、ページの左に白黒で描かれています。
    白黒で描かれたページにはお話はないのですが、たった一つのその絵だけでも物語を想像できます。絵本を読み終わる頃には、ブッレブッセの本編のお話以外にも、まほうの森でそれぞれの動物のストーリーを想像しすっかり堪能していました。
    ルイス・モーさんの、リアルな動物たちを擬人化している絵がなんともいえない他にはない魅力があるような気がします。
    言葉にするのは難しいですが子どもの読み聞かせで読んだ時より、一人でゆっくりと絵本を読むと味わいがグッと深まりました。
    ふと見た徳間書店のマークの、“とびらのむこうに別世界”という言葉がまさにしっくりくる一冊でした。

    投稿日:2019/03/01

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    1
  • 絵が謎

    図書館で見かけ、絵と魅力的な題名に惹かれて借りてみました。

    5歳の誕生日に服や帽子をプレゼントされたブッレブッセという男の子が森へ散歩に行きます。森の動物たちが色々な事情で困っているのにでくわして、もらったばかりの服や帽子をあげてしまい、最後には裸ん坊になってしまって泣くのですが、かわりに木の葉などでできた服を動物たちからプレゼントされるというお話です。帰ってきたら、家族はびっくりします。

    エッツの『もりのなか』を思い出す静かな絵本でした。ただ、息子には文章が多過ぎたようで、途中で飽きてしまいました。ブッレブッセの5歳の誕生日から話が始まっているので、それくらいの年齢の子が対象なのでしょう。

    カバーには、今世紀(1998年の版なので20世紀のこと)初頭の古典絵本と書かれています。絵本の片面、左側のページは白黒の絵で、右側にカラーの絵と文章があります。そして、左側の白黒の絵は、文章と一致しません。また、白黒の絵には必ずルイス・モーの署名が入っていますが、カラーの絵の一部には入っていません。この絵が謎でした。当時の原画は白黒だったのか、カラーだったのか。すべての絵がルイス・モーのものなのか。何故半分だけカラーになったのか。なぜ白黒の絵は文章と一致しないのか。それが分かればもう少し素直に楽しめたような気がします。

    投稿日:2010/08/10

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