ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
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読み終わって思ったのは、「やるな〜ほるぷ出版」でした。 こんな楽しい作品をよく見つけてきて、邦訳してくれてな〜。 ストーリー的にも表紙絵や魅力的なタイトルにしても、とことん読み手を楽しませてくれる絵本でした。 最後のオチを見て、「オレンジ」から物語が始まったわけがわかって、思わず一人でニヤリとしてしまいました。 これはぜひ、子どもたちに紹介したい作品です。 学校の読み聞かせに使いたいです。小学校中学年くらいから中学・高校生くらいのお子さんたちにお薦めします。
投稿日:2012/06/19
いわゆる「バタフライエフェクト」でしょうか。 オレンジが1個、木から落ちたところから始まって、次々と出来事が波及していきます。 とうとう王様が乗り出して犯人捜しまで。 結末はあっけないと言えばそれまでですが、ページごとの『まだまだつづきがあるんです』のフレーズには大人でも惹きこまれました。
投稿日:2014/02/25
5歳と8歳の息子に読んだのですが、 特に、5歳児が気に入って、 まだひらがながあまり読めないのですが 最後の言葉の「まだまだつづきがあるのです」だけを言っては ページをめくり、何度も楽しそうに見ていました。 テンポもいいし、お話も面白いし、 次はどうなるんだろうと 大人も夢中になって読みました。
投稿日:2021/06/01
まだまだ続きがあるのです。 この言葉が前半に何回も出てきました。 いったいどんな続きがあるんでしょう。 何が待ち構えてるんでしょう。 展開が気になって仕方ありません。 話の真ん中まできたら、折り返す感じです。 どんどん戻っていきます。 途中で、あー!って気がつきます。 最初のページで言ってた言葉が ここに来て効いてきます。 まさに伏線ですね。 終わりかたはちょっと面白くなかったですが、 お話としてはしっかりオチたと思います。
投稿日:2020/10/07
絵がとても好きです。舞台がモロッコと他の中東の国を混合させた世界になっていて、素敵です。特にネズミがバブーシュ(革のスリッパ)を履き、ジュラバ(コート)を着ているところが、どっぷりモロッコで、気にいりました。ミントティーのセットになっているところも、とても懐かしいです。王さまが犯人にくだした刑がこれまた素敵で、面白かったです。
投稿日:2018/02/21
ひとつのオレンジから始まった大事件!! 『オレンジが落ちたことで、そこにとまっていた蝶が飛び立ち… そんなこと、たいしたことない?ところが、まだまだつづきがあるのです。 その蝶がネズミの鼻にとまり…』 そんな感じで、雪だるま式に騒動が大きくなっていきます。 騒動が大きくなるだけではなく、ちゃんと解決するオチがあるのも、よく考えられているなって思いました。 異国情緒あふれる絵がとっても素敵です。 しっかりした、良いお話だと思います。
投稿日:2014/06/13
同じ作者の『ねえパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの』を読んで、大ファンになってしまい、他の絵本も読んでいます。 こちらもまた、ユーモアたっぷりの可愛らしい挿絵です。そしてストーリーもとっても楽しいのです。 オレンジの実が枝からポトンと落ちたのをキッカケに、次々とハプニングが起こってしまい、大騒動になります。犯人探しに乗り出した王様は、順に話をきいていって・・・ 子どもたちは、「まだまだつづきがあるのです」という繰り返しのセリフが出てくるたびにニンマリ。そして、王様の最後のお裁きには「えーっ!」とビックリしていました。 おはなし会などで読んでも盛り上がりそうな、とっても楽しいお話でした。
投稿日:2014/05/26
テンポがよく、読んでいて、それからそれから?と、読み手の私も聞き手の子ども達もワクワクしながら夢中になって読んでいました。 オレンジが落ちたことがきっかけで、どんどん、いろんなハプニングが起こります。その事件の犯人捜しとなり、きっかけとなったオレンジに戻ってくるのですが・・・。 文中に、犯人捜しの指揮をとる王さまを、あえて「かしこい王さま」と表現されているのですが、ちょっとおとぼけなんじゃ・・と疑いながらも最後まで読み切ると、うん、やっぱり王さまは賢かったと納得。 オレンジジュースをしめしめと言わんばかりの顔で、横目でこちらを見ながら飲んでいる王さまの姿に、してやられたり・・・でした!
投稿日:2012/05/24
ある暑い、暑い日に太陽をたっぷり浴びたオレンジが 枝からポトンと落ちました。 そして・・・。 ◎◎がこうなって、そしたら××が〜と続くお話ですが、 「ところが、まだまだ続きがあるのです」と言う一言で もう、弟はドキドキ! 3回目ぐらいからは「まだまだ、続きがあるのです!」なんて 一緒に言っていました。 どんどん騒ぎが大きくなって、それをかしこい王さまが 犯人をこらしめるべく関係者の話を聞いていきますが、 その様子もなかなか楽しいです。 しばらく言いそうだなぁ、「まだまだ続きがあるのです」って。
投稿日:2011/09/13
まず、タイトルのユニークさに惹かれました。 そして、表紙絵のターバンを巻いたおじいさんが、ロバにまたがっている絵を見て、イスラム教圏のおはなしだなと興味を持ち書店で立ち読みをしました。 ある あつい あつい日のことです。 太陽をたっぷり浴びた、みずみずしいオレンジが ひとつ、枝から ポトンと落ちました。 オレンジにとまっていた 一羽の青いチョウが、ふわりと 飛び立ちました。 「そんなの、ちっとも たいへんじゃないよ!」と、皆さんは うかもしれません。 ところが まだまだ つづきがあるのです。 この一見開き目で、ここから何かが起こるのだなと、ワクワクしながら先を読みました。 青いチョウは、ネズミの鼻に、ネズミのくしゃみがロバを驚かせ、・・・。 ホント、“まだまだつづき”がありました。 オレンジポトンで、こんな大騒ぎになるなんて、あっという間にお子さんも惹きつけられるお話です。 この事件の終結の愉快さも、これまでに読んだ経験の無いもので新鮮でした。 フェズをかぶったネズミもラクダたちも可愛らしく、落ち着いた色調の中、イスラム教圏の人々の生活の細部を知ることのできる描写も素敵です。 フェズが描かれているところを見ると、19世紀から20世紀初頭にかけてオスマン帝国とその周辺地域でのお話という時代設定でしょうね。 絵本を通し、異文化に触れる良い機会だと思い、購入しました。 次年度、低中学年のお話会で、読みたいと思います。
投稿日:2011/02/12
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