タイトルからして、娘が「せとうちたいこさんって!」と笑っていました。
なんでもやってみたいタイのおかあさん。「わたしだって おべんとうもって遠足いきたーい」「タイだって電車にものりたーい」
そんな現実離れしたお話なのに、ものすごい親近感を感じてしまうお母さんです。
人間の子どもたちのあとについて、普通に遠足に行って、しかも猫にかじられてるし。おまつりの場面では、たいこさんを探すのが楽しいようです。
大人も読みながら、一緒に笑ってしまうような楽しい絵本。3歳と6歳の娘たちにも、この面白さが伝わったようです。
今年サーカスを見に行った娘の、一番のお気に入りは最後にタイの家族が芸をしているところです。
好奇心旺盛で明るいたいこさん。こんなお母さん良いなあ、と笑顔になれる絵本です。