きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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結婚するのに持参金が必要なのにヘルガは持参金を持っていなかったために恋人のラースが他の人にこころがわりしてしまったのは悔しいですね。働き者で頭が良かったヘルガはいっぱい仕事をして持参金を自分の手で稼ぎ出したのです。 持参金のおおさにラースがきて結婚してほしいといったけど ヘルガはラースのことが信じられなくなっていたのです。 持参金目当てなのが良くわかっていたからなのですね。 ヘルガそのものにすっかりほれてしまったのは王様でした。 財産はしっかりもっているので持参金目当てではなく純粋に好きになったのでしょう。 ヘルガは本当の愛を手にいれたんでしょうね。 持参金があるかないかではなく その人をどれくらい愛しているかが大切なんだということが よくわかりました。
投稿日:2006/11/16
結婚のための持参金がなく、ハンサムなラースとの結婚がなかなか進まないヘルガ。 ヘルガが自分で持参金を稼ごうとする姿は、何だか現代女性のように思いました。 それにしては、ラースってひどい男性ですね…くずだわ!(笑)。 ハッピーエンドでよかった!! 王子様はよく見ているのですね*
投稿日:2019/06/13
美しいトロールの娘ヘルガ。ハンサムな恋人ラースと結婚をしようとしますが、身よりのないヘルガは持参金がありません。 ヘルガはしおしおと悲嘆するのではなく、見事に自力で稼いだり、ラースと結婚しようとするインジと戦いを始めたり、たくましい女性だなと思いました。 トロールの間ではお金はとても大きな比率を占めるものらしいですが、ラースがヘルガよりもお金のほうが大事っぽいのが気になっていました。そんなところにラストのヘルガの態度は気持ちが良かったです。
投稿日:2015/02/20
紹介されなければ知らずにいた絵本でした。 折しも『ルパン対ホームズ』を読んでいた中に貧しい老教授が娘に持参金を持たせてやらなければ結婚できないというようなくだりがあり、西洋の持参金の持つ意味を考えさせられました。 持参金を稼ぐために働くヘルガのとてもたくましいこと。これなら一人でも生きていけるような気さえしますが。 早い時点でインジがヘルガをふってくれたことはかえってよかった気がしました。 このバイタリティと行動力、私には真似できそうにありませんが、とても痛快なお話でした。
投稿日:2013/01/11
器量はよいが貧しいトロールの娘ヘルガは、結婚の持参金を自分で作ろうと、秘密道具を持って、人間世界にさっそうと出かけて行きます。彼女の働きっぷりは、お見事の連続。怠け者やら、見栄っ張り、欲張りな人間相手に、莫大な財産をつくっていきます。 自分の力で幸せを勝ち取るヘルガ。なんだか今時の恋愛ドラマを見ているような気分になりました。お金に目がくらんでフラフラしてしまうハンサム男のラースの甘い言葉を、毅然とはねつけるヘルガのセリフには、スカッとします。娘たちも、ヘルガのようにたくましくかっこいい女性に育ってほしいなと思いました。 この本は、自分で読める子でも、はじめは読んでもらうといいと思います。陰ながらヘルガを見守る人がいることなど、絵をじっくり見ながらお話しを聞くと楽しいですよ。
投稿日:2012/03/06
トミー・デ・パオラの作品のファンなので読ましたが、この話はかなり個性的(?)だと思います。 ストーリーは面白いのですが、なにしろ「結婚:持参金」というテーマがタイトルからして、 子どもたち向きではなく、笑い話というには少し重たい内容ですので、小学校などの読み聞かせやブックトークには向かないかもしれません。 タダ、昔話っぽい作りに放っているので、1人読みするのでしたら小学校高学年くらいからでも楽しめると思います。 どちらかというと、ストーリーの面白さを理解できるのは高校生以上の大人という気はします。 ウチの下の子は「妖精」とか大好きなのですが、ヘルガのような妖精はもう、見た目だけで却下。 (この話に登場する妖精は、タイトルに「トロール」と書いてある通り、ヨーロッパではどちらかというといたずら好きの妖精を指し、体のサイズも、手のひらサイズとかではなく、大きめに表現されていることが多いタイプを言っていると思いますが) 正直、小さい子が夢見るようなかわいい妖精ではなく、むしろ魔女(?)的な感じがいかにも「トロール」で、その特性がよくにじみ出ていて面白いのすが…。 読者の好みによって、大きく好き嫌いが分かれそうな作品でした。
投稿日:2011/06/14
楽しい本でした。 絵もかわいいし、最後のどんでん返し 結末が笑える、 納得のいくものでした。 生きていくうえで大切な、何事にも工夫、 すぐに諦めない ということが本の中では結婚という内容のストリーで楽しく展開されています。 生きることが、または女性が 受身ではなく、主体的に動くことができるということ 娘にもいつか伝われば良いなあと思いました。
投稿日:2009/09/20
トロール(妖精)の女の子の話なので ブラックなコメディとして読めますが これが人間を主人公にしたお話だったら かなりシビアな状況だと思います。 なぜなら 彼がお金持ちの女の子(インジ)と 身寄りの無い貧しい自分(ヘルガ)を天秤にかけ 一度はインジを選んでしまうんですもの。 「こんな男はダメダメ!」って感じです。 本文の前に“ほんとのしあわせをもとめる人に” という献辞があります。 読み終えた時 結婚するならこんな人と☆って 心の中で思い描いてみるのも楽しそうです。 (私の場合は もう終わっていますが…笑)
投稿日:2008/08/12
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