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マローンおばさん」 ママの声

マローンおばさん 作:エリナー・ファージョン
絵:エドワード・アーディゾーニ
訳:阿部 公子 茨木 啓子
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1996年10月
ISBN:9784772190244
評価スコア 4.44
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  • わかちあい。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    森のそばで、ひとり貧しく暮らすマローンおばさん。

    誰にも気にかけてもらえず、優しくされもしなかったのに、
    寒い冬、次々訪れる弱った動物達に居場所を与えてやります。
    食べ物も分けてやります。

    「あんたの居場所くらい、ここにはあるよ」と。

    アリーナ・ファージョンの美しく慈しみ深い詩。
    そして見事な日本語訳は、声に出して読みたい独特のリズムです。

    マローンおばさんは、自分の全てを動物達にわかちあい、
    読むもの、聞くものにも大切なことを分けあたえてくれます。

    この本を読み、佐藤初女さんを思いました。

    アーディゾーニの多くも少なくもない絵が、
    マローンおばさんの心をそのまま表現しているようです。

    投稿日:2009/10/14

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  • あんたの居場所くらいここにはあるよ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    表紙絵と、題名の響きに惹かれて、何となく図書館で借りてきました。
    中身も見ずに借りてきたので、読んでみてビックリ!

    私は読む前、「寒い雪の季節に森の中に暮らすおばあさんが、楽しい昔話でも語る」そんな物語だと思って借りてきたのですが…。
    全然違いました。

    どちらかというと、詩のような韻律で書かれている、どこかさみしいお話でした。
    凍えて死にそうな動物たちがおばあさんの小屋に訪れたとき「あんたの居場所くらい、ここにはあるよ」と言ってやるのです。
    自分の食べ物もままならない暮らしなのに、この言葉は訪ねてきた者にとって、救われますよね。
    ここのセリフが私は好きです。

    最後に優しいマーロンおばあさんが天国へ召されてしまうのですが、
    日本人の大好きな「(アニメ)フランダースの犬」のような美しく、
    神様に愛されているという終わり方は優しく、素敵でした。
    1ページ1ページの挿絵がとても印象的でした。
    ただ、ここに描かれている天国は、日本人の子どもたちにあまりイメージしやすいものではないので、子どもたちに読んであげる、語ってあげるというのでしたら、高学年以上のお子さんがいいかと思います。

    むしろ大人向けのお話会などで語ったら、喜ばれるかもしれません。

    投稿日:2009/11/23

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  • やわらかなものに包まれるかんじ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    おはなし会で、ファージョンの詩を聴いて、興味がわきました。
    宗教的なところがありますが、それとは関係なく心に響くものがあります。
    他の命を自分の命同様に大切にできる優しさ。
    すべての命には、居場所=生きる意味があるんだと安心感。
    なにか悩んだ時に、そっと開いてみるといいかもしれません。
    じわじわと温かさが伝わってきます。

    投稿日:2007/10/04

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  • いまだ涙声

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     マローンおばさんは森のそばでひとり寂しく暮らしています。誰一人マローンおばさんの様子を訪ねる人はなく、心にかける人もいません。でも、マローンおばさんは心の大きな持ち主です。月曜日から順に訪ねてくるみすぼらしい動物たちに「あんたの居場所くらいここにはあるよ」と話しかけ、心休まる場所を与えてあげるのです。そして、土曜日の夜……。
     英国人児童文学作家・詩人エリナー・ファージョンの詩です。英語で読んでも、日本語で読んでも、最後は涙声になり、子どもの前ではまだまともに読めていない状態が続いています。この美しい詩に出会えたことに心から感謝。後半はキリスト教的ですが、そこに描かれた主題は宗教を越え、普遍的です。黒のペン画がまた詩にぴったり。床で眠るマローンおばさんは動物たちと同じ高さにいますよね、それが忘れられません。冬が来たら開きたい、わたしにとって大切な一冊です。

    投稿日:2004/01/06

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