3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。仲良しの動物たちでピクニックに行こうと木の下に集まるのですが、どの木の下に集まるのかを確認せず、なかなか落ち合えないという絵本です。
りす、さる、きつね、それぞれ自分の思いいれの強い木の下で待ちますが、なかなか他の友達がやってきません。それを取り持つのがたぬきさん。なんとかみんな落ち合うことができ、遅ればせながらピクニックに出発しました。
発想としては、子どもの絵本にないタイプのストーリーですが、よくよく考えると計画の確認の大切さという点では息子には難しすぎたみたいです。ですから、いろんな動物がでてくる、それらが木でかくれんぼみたいに待っている、というのを楽しめた程度ですね。絵は版画のようできれいですので、絵を楽しむという楽しみ方もあるとは思いますが、ストーリー自体を理解するには、3歳では早すぎると思いました。