「昔は野菜も言葉を喋っていたよ。
知らなかったかい。
野菜がどうして喋らなくなったか、話してあげよう。」
こんな風に始まるお話です。
昔あるところに、緑がいっぱいのくぼ地の垣根をへだてて
片側にはうさぎ達が静かに暮らしていました。
そして、もう片側には野菜畑があり、ニンジンが遊んでばかりいました。
ある日、おしゃべりなニンジンがうさぎの悪口を言い始めました。
初めは辛抱していたうさぎ達ですが、とうとう怒りが爆発!
それからなんです、うさぎがニンジンを食べるようになったのは。
悲惨なニンジンの姿を見て他の野菜たちは「口は災いの元」と
何も喋らなくなったということです。
最後のページでちょっと意味がわからない
・・アメリカンジョーク?・・・がありました。
「でもそれは、船乗りだって言う片目のひつじに聞いたんでね、
ほんとかどうかは知らないよ」
というところなんですが、深い意味があるんでしょうか?
どなたか教えてください。