「むしゃむしゃ武者」 ママの声

ようかいがっこうのかけくらべ、を読んで同じ作家の絵本を探してこちらに出会いました。武者ってなに？というくらいの息子でしたが、読んでいるうちにむしゃむしゃ、食べ出した武者にびっくり。さいご、オナラに混じってでてきたのにもまたびっくりしていました。

人も犬もなんでもむしゃむしゃと

飲み込むこの男のは一体だれ？

とのさまが暇つぶしにけんかを

ふっかけましたが、もちろん食べられます・・・

食べた分だけどんどん大きくなるこの男。

まあ、最後はハッピーエンドでした。

娘が選んだ本です。
武者が何か娘にはわかっていなかったと思います。
何もかもをむしゃむしゃと飲み込んでしまう…という展開でちょっと怖かったかも。武者＝怖い人というわけではないのですが。
おならといっしょに食べられた人が出てくるシーンは男の子は好きかも、と思いました。

インパクト絶大な絵☆
けんかのくにの殿様の「いいがかり」にも、
返す言葉は、

「はらへりはらへりぺこりんこ。
　　　　　はらへりはらへりぽこりんこ。」

そして、飲み込まれて騒ぐ人たちを「ブーッ」と排出！
あらら？みんないいひとになっちゃった！
って、なんてナンセンスで平和な絵本☆。

個人的には、

　「はらへりはらへりぺこりんこ」

が、口癖になっちゃったけど･･･。

けんかの国に来た武者が驚きの荒療治。
本人はそんなつもりはないのだろうけど、
けんかしている国の人たちを全員食べちゃうんです。
で、もちろんおなかを壊して・・

もうここから大爆笑です。
こういった話は子供受けがいいんですよね。
武者のおしりがどうだとか、今度は何を食べるだとか
話は尽きないようでした。

けんかの国にきた「むしゃむしゃ武者」はちょうどけんかの相手によいと殿様に呼ばれるのですが・・・

タイトルのむしゃむしゃが食べるむしゃむしゃだったとは・・意外な展開に子どもたちも興味深々で聞き入りました。


最後はおならから出てきて・・のあたりは子どもの喜ぶ運びで楽しく聞くことは出来たのですが、
いきなり食べると言うことに不気味な感じがするのがどうしても気になってもう一度読んであげたいと思う本ではありませんでした。

「けんかの国」にやってきたはらぺこ武者。
とのさまは、けんかの相手として、招き入れるが・・・
はらぺこ武者は、けらいやおしろ、いろんな物をパクパク食べちゃう。
・・・
いったいどうなるんだろう？
すると・・・
子供の笑いのつぼ。
「おなら」をしたとたん、みんながおしりから飛び出すではありませんか。
大笑いです。
面白いです。
それだけではありません。
おしりから出てきた人は、みんないい人になりました。
絵も文も素敵です。
笑えます。
親子で、一緒に楽しく笑いながら読めた素敵な本です。

楽しそうな絵とタイトルに惹かれて借りてきてみたら
このオチは何とも。。（苦笑）
長男はうわ〜。。と固まっておりました＾＾；
えっ？どうなるの？どうなるの？という展開が面白く
すっかり引き込まれちゃったんですけどね〜♪
ラストの去り行くむしゃむしゃ武者の後姿には
続編を期待してしまう母なのでした〜！
もしや。。ハマッた？！（笑）

はらへりはらへりぺこりんこ〜の呪文のような面白い言葉をいいながら
千と千尋のカオナシのようになんでもバクバク食べまくる武者。

なんでこうなっちゃうんだ〜！！と言いつつ
クセになって何度も読んでしまう （＾◇＾）
オチも子どもたちが好きなシチュエーションでここで息子の定番！
何でも真似しちゃって、ワザ？を披露（-｡-；）

このうち武者の顔も真似するのだろうか？少々怖い・・・

最近は「こうなるんでしょ〜」って
絵本の先を読んでしまうことの多い息子ですが
このお話は　そうは問屋が卸してくれませんでした☆
おしまいの方でする　この武者の突拍子もない行動は
私にとっても　息子にとっても　かなり笑劇的！
ウンチ…とか　おなら…とかが大好きなチビッコには
大ウケ間違いなし！の絵本だと思います。
でも　高学年位になった子供たちは
ちよっと引いてしまうかも…
本当は大笑いしたいと思いますけどね〜（笑）
みんなの前では恥ずかしいお話かもしれませんね☆