「さみしくないよ」 ママの声

うちでは、1ねん1くみシリーズでお馴染みの後藤竜ニの作品です。

ページごとに題名がついているので、最初詩なのかなと思いました。

どちらかというと日記的で、場面ごとの女の子の思いが感じられます。

北海道で偶然会ったゆうくんとのやりとりがおもしろかったです。

一人で過ごす夏休み、主人公の女の子の成長を感じました。

次女が図書館で借りてきました。

小学生の女の子の日記のように一ページごとが書かれているので、
とても読みやすく、すぐ読むことができました。

低学年ぐらいの女の子の気持ちが書かれているので、
次女は自分の友達の日記を読んでいるみたいだったのかな。
あっという間に読んでしまいましたよ！

この本をを読みながら、文章を書くのが難しいと思っている次女には
「文章は楽しく自分の思っている事を素直に書けばいい」
ということが伝わったみたいです。

文章を書くのが苦手な子にはすこしお勉強になる本かな？と思います。

わが子が、幼稚園や小学校に通っていた頃、どんなことを思って考えているのだろうと、思ったことがあります。
子どもなりにいろんな事を思ったり考えたりしているのですね。

子どもらしい発想や、喜びや心配や、自分の子ども時代までも重ねられる絵本です。
後藤さんはするどいなあって感心しました。

小学生の一人の女の子の視点で文章がつづられています。
こどものつぶやき（心の声）としては
核心をついていて、すごく面白かったです｡
あまりにも良く出来ていたので全部この女の子が思ったことだったら
すごすぎ？って思っていたら作者は後藤竜二さん。
あ〜やっぱりね、と納得。
でも一部は本当に子どものこころの声だそうですよ。