この絵本は、
「誰かにしてもらうだけでなく、
自分からしてあげることで、
自分の幸せがもっと多くの幸せになる」
ということがテーマだそうです。
ずっと、ずっと遠くの「サンタクロース島」の、
優しい、赤い帽子ならぬ王冠をかぶった「サンタさん」と
サンタさんに助けられた、弱虫な「ちいさな木」のお話です。
弱虫な木は、サンタさんが大好きで、
助けられて以来、いつでもどこでも一緒です。
でも、木は少しずつ成長して、
いつでもどこでも一緒にいることは難しくなってきます。
そんな時、2人は大きなあらしに遭い、
木は見知らぬ島にひとりぼっちになってしまいます・・・。
・・・この続きは、読んでのお楽しみ。
巻末に、サンタさんからの小さなプレゼント付きで、
とっても嬉しい気持ちになります。
木は一体どうなってしまうのか、
またサンタさんと会うことが出来るのか、
ドキドキしながら読みました。
可愛らしい絵柄も、とっても素敵です。
シリーズ化されるようなので楽しみです。
北海道発のこの絵本が、
新しいクリスマスの定番絵本となるよう、
道産子は祈っております☆