表紙と最初をよく見てよく読んでから借りればすぐに同じ本だとわかったのですが、
ドリトル先生のヒュー・ロフティングのまだ読んでいない本かな?ぐらいの認識で
図書館で借りて読み聞かせをしたのでした。
読み始めて、「あれ?これって『もりのおばあさん』と同じじゃない」と思いました。
息子に読み聞かせした後で、家にある『もりのおばあさん』をすかさず読み聞かせしてみると、息子が
「あれ?同じ話じゃん」と言うので、そう「ヒュー・ロフティングなんだよ」と私。
息子が「ドリトル先生ね」と言うので、ああこの子作者名もちゃんとわかるんだと思いちょっと親ばかですが、感動したのでした。
それはさておき、そう『もりのおばあさん』と同じなのでした。
厳密に言うと出版社も訳者も絵も違うのです。
こちらは、絵もヒュー・ロフティングです。
こうなってくるとどちらがいいのかは、好みの問題にもなってくるのかもしれません。
光吉夏弥訳の本に傾倒している私としては、やはり光吉さん訳の本が、読み聞かせをしてもひっかかりがなくすらすら読めることもあり
好きです。
ロフティングが描くとこんな絵になるんだなあと思いつつ読むと、アヒルはカブガブ、犬はジップ、ブタはダブダブに、おばあさんはドリトル先生に似ているなあなんて思いました。
そんな訳でわが家ではいろいろな意味でびっくりもし盛り上がった絵本でした。