「秘密のマシン、アクイラ」 ママの声

ふしぎなマシン（ＵＦＯ？）をみつけた劣等生のトムとジェフ。
このマシン、アクイラが最初は気になっていましたが、読んでいくうちにトムとジェフを応援したくなりました。
「ほんとうに知りたいこと」を知るために、２人が工夫をこらし、努力する様が良かったです。先生たちも彼らに気付き、見守ることで彼らの才能に気付いてあげられた点がすごいと思いました。

あくまで、私の評価は個人的なものです。
イギリスでドラマ化された人気作品と、ドキドキしながら読みましたが、個人的には特別面白みを感じませんでした。
学校側に『劣等性』といつレッテルをはられたジェフとトムが、遠足で行ったほら穴で不思議な飛行物体「UFO（？）」を発見したことで、いろいろな学習に興味を持ち、学校の先生たちを驚かす結果につながった。という話ですが、
特にラストシーンが読めなかった。
子の終わり方って、ただ、《アクイラ》の限界点まで飛びたいと思ったのか、家出なのか、自殺なのか…。
どれとも取れて、読んだ子どもたちに子の終わり方だと、
『理解のない大人たちを残して、どっかへ行っちゃえばいいのさ』って、とられてもおかしくないので、あまり子どもたちにお薦めしたくないです。
イギリスで放映されたドラマが、どんな作りだったかは知りませんが…。