読みながら、日本と韓国の文化の相違をいろいろと感じました。
日本の昔話にも子どものいない夫婦が“あか”をこすって、子どもを作ったとかあります。
やはり、韓国と日本はとても近い文化を持っているんだなと、改めて思いました。
また、“あか”から生まれた後にいろいろな「鉄」を食べてどんどん大きくなり、むらを壊滅状態にしてしまう。という大胆な発想にはびっくりしました。
その辺は島国日本とはスケールが違いますよね。
イ・ヒョルジンサンのイラストはどこかマンガチックでしたが、
読んでいるうちに奇想天外な「プルガサリ」に魅了されていきました。
「プルガサリ」自身は今でいうところの「キモ可愛い」生き物(?)なので、こういう絵本は小学校中学年・高学年くらいに紹介したら、喜んでくれそうです。