大人になってから失明された郡司さんがの盲導犬ベルナ。ベルナに我が家の子供達が会ったのは「ベルナの目はななえさんの目」という絵本でした。この本を知ってから、街で盲導犬をよく見かけるようになったような気がします。本当は盲導犬に気がつくようになったのでしょうね。今日も訓練中らしき盲導犬の卵に会いました。
ベルナが失明してしまった。犬にも白内障があるの?というのが、この本の1ページめを読んでの驚きでした。ベルナのことを知ってから、年をとった盲導犬はリアイアして別の家族のところでかわいがってもらうということも知っていましたので、ベルナがそのままななえさんと暮らしたことが驚きでした。子供達も、目の見えない人と目の見えない犬とどうやってでかけるのかなあ、と言っていました。そんなベルナと、近所の幼稚園出かけてお話の会をしてしまうななえさんの行動力に頭がさがります。
目の見えないおかあさんとベルナを支えたのは、みきたくんだったのですね。赤ちゃんの時からベルナと一緒のみきたくんにとって、きっと、ベルナをリタイアさせるなんて考えられなかったのでしょう。赤ちゃんのときはベルナに助けてもらったみきたくん。今度はみきたくんの番。
それにしても、犬の寿命を考えれば仕方ないこととはいえ、ベルナが死んでしまうところでは、涙してしまいました。ベルナがいなくなってしまってななえさんはどうするのでしょうか?新しい盲導犬との生活が始まるのでしょうか?