「いっしょに あーそーぼ!」っておもいきってこえをかければ
おともだちになれるのに こうさぎは
とってもはずかしがりやさん・・・本のとびらにある言葉です。
やまのふもとでひとりの女の子をみかけた こうさぎは
どうしてもおともだちになりたくて、でも声がかけられなくて
一年がすぎてしまうのです。
それがひょんなことから・・・。というお話なのですが、
まさに内弁慶のわが娘とかさなってしまい、母としてはせつなくなったり、じれったくなったり感情移入せずにはいられません。
娘にも少しの勇気をだして声をかければ案外、こうさぎみたいに
すんなりお友達と仲良くなれたりするんだなあって思ってもらえれば・・という願いをこめて読み聞かせをしています。
やさしいタッチの絵とラストのちょっとしたハプニングのかわいらしさに、娘よりも母の方がすっかりお気に入りの絵本です。