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ボクがベルナのめになるよ!」 ママの声

ボクがベルナのめになるよ! 作:郡司ななえ
絵:日高 康志
出版社:ハート出版
税込価格:\1,320
発行日:2003年
ISBN:9784892953019
評価スコア 4
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  • 子供の成長

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    みきたくんと家族は、盲導犬のベルナと過ごす毎日。
    ベルナもだんだん歳をとり、とうとう目が白内障になってしまい、盲導犬としての役割が果たせなくなってしまいます。
    おかあさんをはじめ、顔族みんな、悲しみにくれてしまうのですが、そこでみきたくんがとった行動は・・・
    みきたくんの成長が感じられるおはなしです。
    自分のお母さんが、みんなのお母さんと違うことに怒っていた、みきたくんだったのに、今ではお母さんやベルナを理解し、優しく受け止めるようになったのです。
    みきたくんに自分のこどもを重ねて、本当に子供の成長は早くてすばらしいと思いました。

    投稿日:2009/11/08

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  • 立派に成長しているみきたくん

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    盲目の両親と盲導犬のベルナと一緒に暮らすみきたくんが小学生になりました。そのみきたくんの成長ぶりが描かれているお話です。

    前作で、ななえさんはみきたくんに「こころの目」の話をしました。小学生になったみきたくんはそのことを学校で発表したり、家族旅行で両親の目になってまわりのようすを教えてくれたりと、立派に成長している様子が頼もしく、こういうお子さんがいると、周りの子供達もよい影響をうけるだろうなあと思います。

    けれど、悲しいことがおこります。ベルナの目が白内障でほとんど見えないというのです。こういう場合、ベルナはリタイアして、ななえさんは別の盲導犬と暮らすのが普通のようですが、みきたくんの「ボクがベルナのめになるよ」の一言で、ベルナはずっとななえさんのもとで生きることになるのです。生まれた時からベルナと一緒だったみきたくんにとって、自然と出て来た言葉だったのでしょうが、ご両親はさぞ嬉しかったのではないでしょうか。

    私はもっぱら登場人物やベルナの心の動きに注目して読んでいたのですが、子供達はベルナの日常に興味があったようです。歯磨きをしてもらうこととか、あくびをすることとか、どうも、人間の言うことがほどんどわかるらしいとか。身近に犬がいないので、目新しいことでいっぱいのようでした。

    このシリーズを読んでいると、ななえさんやみきたくんにお会いしたくなってきます。

    投稿日:2004/08/06

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