パリに住む子グマのムークが、友達に会いに世界中のいろいろな国を旅するお話です。
まず目を引かれるのは、カラフルな色合いとユニークな動物のキャラクタ。訪れた国の風景と生活の様子が見開きいっぱいに鮮やかな色合いで描かれています。
特に動物は目がクリクリしてかわいいのですが、一見何かわからない「フェネックギツネ」や「ワオキツネザル」など珍しい動物もたくさん出てきます。
また、訪れる国のチョイスもしゃれています。ギリシャ、中国、インド、オーストラリア、アメリカなど良く知られた国以外にも、砂漠の国リビア、マダガスカル島、ペルーなど。
もちろん日本にも来ましたよ〜!日本の友達はなんと「マネキネコ」ちゃんでした。ある意味、日本ってこんな風に思われているんだ・・・と、おもしろかったです。
2歳の子どもは動物大好き!地球儀を横に置いて「次はここ」と指差しながら、ムークと一緒に初めての世界旅行を楽しんでいます。
いろいろな国に興味を持ったり、異文化に触れることもでき、とても盛りだくさんな1冊です。
実はこの本、私の友達(初めて会うおばちゃん)に頂いた本ですが・・・
子どもは本を読んでもらい、おばちゃん大好き!になりました。