ここでのレビューで気になって借りてみました。予想を裏切らない面白さでした。
もらった100円玉を握り締めて寝た男の子。その100円玉が、どんどんうずたかく積まれて滑り台のように・・そして、ぴょんと滑って朝になります。
小1の息子はこのお話について「着地して、おかあさんのところについたのだから
夢ではなく本当のことなのだ」と言い張ってます。
お金をもらって、嬉しさをかみしめながら寝る少年がとてもいいです。
うちではまだお小遣いをあげてないのですが、「100円もらったら嬉しい」と聞いたら「ウン嬉しい」とにんまりしながら、息子はこの本を楽しんでました。
少年の気持ちが素直に表現されてる作品だと思います。
荒井さんの絵とお話がとてもマッチしていていいです。