はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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小学校のおはなし会で読みました。 小学生のよしのりが主人公。 自分専用の目覚まし時計を買ってもらったよしのりは、ワクワクして寝ますが、 次の朝、目覚ましのベルは鳴らなかったのです。 その他にも不審なことがあり、目覚まし時計に文句を言うと、 なんと、目覚まし時計がしゃべったのです! かくして、「チビノリ」と命名された目覚まし時計と、よしのりの交流が始まります。 独特の個性を持つチビノリが愉快です。 小学生らしい、よしのりの行動も共感できます。 やや文章が長いですが、山岡ひかるさんの絵が見どころいっぱいで、 楽しめると思います。 山岡ひかるさんのデビュー作です。 でも、小学生の気持ちを見事に切り取った作品、クオリティが高いです。 オチもなるほど、ですよ。
投稿日:2014/09/19
初めての目覚まし時計に、自分で起きる!と張り切る男の子。 ところが、時間になってもベルは鳴らないし、針は12時を指したままだし…。 おまけに『…ギギィ…ギギギギッ…』だの、『すぅーすぅーすぅー』だの、変な音が…?? 実はこの時計、午前0時から昼の12時までずっと寝ているという、なんとも規則正しくて、役に立たない目覚まし時計だったのです(笑) 役には立たないけど、話ができるし、なんだか可愛い時計です。すっかり愛着が沸いた男の子は、この目覚まし時計の為に、一生懸命手を尽くします。 そして、この本のタイトルの『おやすみ時計』。これこそ、男の子の時計への愛情あふれる素敵なアイディアでした! 自分の持ち物に愛着を持とう、大切にして活用してあげよう。 以前読んだ、山岡さんの『えんぴつはかせ』の時も、同じことを感じました。 どちらの本も、少し長めですが、すごくいいお話です。 ぜひ、読んでみて下さい!
投稿日:2013/08/06
お話はとっても素敵でした。 ちょっと不思議なのは、このくらい文字数があるなら「絵本」としての媒体で出版するより、もう少しページ数を増やして「児童書(児童童話)」として出す方が、 内容的に自然な気がするのですが、あえて「絵本」で出版されているのには、何かわけがあるのでしょうか? 小学校の低学年くらいから中学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいです。 時計の“チビノリ”と主人公の少年“よしのり”との友情が、優しく描かれていて読んでいてとても気持ちがいいです。 山岡さんの絵の表現方法にはソフトな立体感を感じます。これは絵を切り貼りして仕上げていらっしゃるのでしょうか? どのページも見応えがありますが、私は“よしのり”が時計屋さんに言ったシーンが一番好きです。 たくさんのいろんな時計が可愛くてとっても素敵!真ん中にある大きな花時計も捨てがたいのですが、うちの子どもたちは動物好きなので、もしこの時計屋さんで時計を買うとしたら、我が家は絶対にリス時計を買うと思います。
投稿日:2012/11/20
お母さんに買ったもらった目覚まし時計。 早起きするぞ!と張り切ってるのに時間になっても鳴らない!?時間がくるってる!? なんだか調子がへんてこな目覚まし時計でした。 チビノリったら・・・かわいいですね(笑) 一番肝心の仕事ができない目覚まし時計なんだから。 歯ぎしりや寝息までたてて、憎めないキャラです。 おやすみ時計としての役割はバッチリのようですね^^
投稿日:2012/05/03
時計に興味をもって、読めるようになったころ、読み聞かせるといい感じだと思います。 時計がねぼうしちゃって目覚ましにならないなんて、想像つきませんが、この奇想天外なできごとがこの本にはしっかり定着しています。おどろきと笑いが話の進行とともに高まります。 調子がくるっちゃってる時計とその持ち主の男の子との友情が芽生えるところも、読者をぐっとひきつけます。 貼り絵の技巧がすばらしい!細かなところまで見事につくられているなあと感心してしまいました。
投稿日:2008/02/06
山岡さんの作品だったので選びました。彼女の素晴らしい切り絵の世界はこの絵本でも健在でした。表紙が特に圧巻で時計の縁取りのこまやかさが素敵でした。主人公の男の子と時計が切っても切れない仲になっていく様子に引き込まれました。男の子が時計の事をとてもいたわっていて大切にしている様子がとてもよく伝わってきて感動しました。この絵本を読んだ後は目覚まし時計がもっと身近に感じられると思いました。早起きできない子のお勧めしたいです。
投稿日:2007/12/26
小学校に来年入学する息子のお気に入りの本となりました。冒頭の一言が大きく書かれ、文章もすこし長めなのですが、鸚鵡返しに一緒に読んでいます。やっと買ってもらった目覚まし時計「目覚まし」なのにあれあれ?とまあ、話が展開していくわけで。一人で、起きることのむずかしさと起きたい気持ちの表れがよくわかります。 そして、なんとかこの「チビノリ」が頑張って、やっと起きれたのり君は、なんと絵だけでみると、みんなの朝ご飯をちゃあんと用意しています。これには、息子も「すごい!」「でも、きゅうりの切り方がおかしい」ときびしいチェックも入りました。 話をする時計、どんな声なんだろう。起こすことが仕事ではなく、寝る時間をおしえてくれる時計はどんなのだろうといろいろイメージが湧きます。 いずれにしろ、入学を前にどうも幼稚園とさよならをし、大きくなることを夢見ている息子には、とてもよい本でした。 ほとんど、毎日寝る前に読んでいます。
投稿日:2007/10/25
目覚まし時計ならぬおやすみ時計? なるほど、読み進めていけばわかります。 目覚まし時計として買ってきたのに、寝てしまうというこの時計。 壊れている訳ではありません。 その理由として・・・時計がしゃべります。 この発想が面白い。 主人公の男の子と、「チビノリ」と名づけられた時計とのやりとりが微笑ましい。 目覚まし時計としては失格だけれど、 おやすみ時計として活躍しています。 欠点を生かすというところが、このえほんの良いところでしょう。 男の子の優しさが素敵です。 山岡ひかるさんの細かく丁寧な貼り絵の画法が素敵な絵童話。 今回も、親子共々楽しめました。
投稿日:2007/07/23
昼の12時に起きて、夜の12時に練るので、目覚まし時計としてお役に立てない時計のお話です。こんなぐうたらな時計のおかげで、主人公の男の子は朝きちんと起きられません。この時計はいねむりすると寝息をたてて止まってしまうし、夜中に歯ぎしりまでします。 主人公と目覚まし時計とのやりとりがおもしろいです。 「・・・おまえ、なんとか言ってみろ!」 「ゴメン、寝てた。」 「じゃあ、ワタシハ『ヨッチャンノ時計』デス」 「『ヨッチャン』って誰だよ」 「アンタノコトニ、キマッテルジャナイノサ」 「ぼくは『ノリちゃん』って呼ばれてるんだぞ」 「じゃあ、『ノリチャンの時計』です。」 かけあい漫才みたいで、子供と一緒に笑えました。 結局男の子は、ぐうたら時計(チビノリ)とまともな時計の両方を持つことになるのですが、チビノリは 「時計トシテ、ジブンガナサケナイ」 ということで、主人公の男の子が寝る時間になるとベルをならして教えてくれるようになります。大人でも小学生以下の子供にも楽しめる絵本だと思います。
投稿日:2007/06/28
長女が借りてきて読んでくれました♪ ついに買ってもらった目覚し時計。 ところが、次の朝鳴らなかった。 でも、その次の日はちゃんと鳴り・・・??? ボクとチビノリと名付けられた目覚し時計のやりとりが、ほのぼのしていて楽しいです。 貼り絵で作ったとは思えないほど、カラフルで細かい(特に時計屋さんのページ)絵が、魅力的です。 絵本にしては、やや文章が長めの気もしますが、小学生にはちょうどいい読み物です。
投稿日:2004/10/30
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