人気のシリーズのようですが、今まで知らずにいました。おしゃれな色合いで描かれた動物たちがかわいらしく、とても魅力的です。
がちょうのペチューニアが散歩の途中で本を拾います。本を持っていると賢くなると信じたペチューニアは、いつでも本を小脇に抱えて歩き、自分がどんどん賢くなっていると思い込んでいきます。
周りの動物たちも、そんな自信満々のペチューニアを見て、本当に賢いと思いはじめ、様々な悩みを相談します。が、そのアドバイスがめちゃくちゃ。歯が痛いうまには、ぜーんぶ抜いちゃえばいいなどと言うし、おんどりのとさかが赤いのはなぜだろう?と話をしていると「お百姓さんがめんどりと区別するために差し込んだんだ。プラスチックでしょうね、おそらく」などと答えています。
おマヌケだけれど憎めない天然キャラに、私がはまってしまいそう。シリーズの他の本も読みたくなりました。