「はじめての社会生活Book」子育てアドバイスつき。と、表紙にあるように、この絵本は子供たちの絵本ではなく、子供を持つ親たちに向けて作られた絵本です。
しかも、当サイト絵本ナビの『パパs絵本プロジェクト』の様に、幼稚園の保父さんである3人の子供のパパが描いた絵本です。
私もパートとはいえ、仕事を持っているので、この絵本に出てくる主人公の女の子のように、まだ幼稚園児の下の子が、「ママといたいから、幼稚園へ行きたくない」とか、言ってくると、正直、へこんでしまうことがあります。
でも、この絵本を読むと、こういうことは特別なことではないんだ。まずは子供の話をゆっくり聞いたあげればいいんだと(こういう子供を持っているのは一人じゃないんだって)、指針が出来て安心できました。
日本では親向けの子育て絵本は少ないと思うけれど、子供が読んでも十分面白いと思うし、なかなかよかったです。