「とぶひ」 ママの声

タイトルからは、どんな内容かさっぱり想像できず、ワクワクしながら読みました。
とぶひ。飛ぶ日。まさに。
なんでもかんでも、あんなものから、こんなものまで、羽が生えて“とびます”。
“とぶ”には飛ぶもあるし跳ぶもある。
“とぶ”だけで、ここまで膨らませていることに関心しちゃいました。

我が家には犬がいるので、散歩中の犬が飛んじゃうところに、やはり子供たちも反応してました＾＾
こんなことあったら・・・すごいですね＾＾

夏休み明けくらいから幼稚園でとびひが流行っていて、そんな時に見つけたこの絵本。
とびひかと思えばとぶひでしたｗ
「なんじゃこりゃ〜ｗｗ」とかなり食いついてしまいました＾＾

なんでも飛んじゃう日。
いいのか悪いのか・・・＾＾；
干している洗濯物が飛んでいく姿や子供がフワフワ浮いて手を繋いで軽く引っ張るだけで連れてこれるのとか・・・
色々想像しながら楽しんでしまいました☆
息子も何でも飛ぶ様子に色々想像しては楽しんでいました＾＾

それだけの内容ですが、ありえない日におもしろかったです。

きょうは「とぶひ」だから、どんぐりだって、ハンバーグだって、看板人形だって、飛ぶよ。

飛ぶのって、うれしい。
飛ぶのって、たのしい。

なんでも、かんでも羽根が生えて飛んじゃう。

この後なにがあるのかな〜と、わくわくして読んでいました。

でも、結局、今日は飛ぶ日。
ただ、いろいろなものが飛んだだけの一日でした。

私には、ちょっぴり満足できないおはなしでした。
娘は、うりぼうが飛ぶシーンが、可愛くてお気に入りです。

「きょうは　なんだかどんどんとぶの！」と色んなものが飛びます。どんぐり、ハンバーグのお皿、さんぽの犬も・・・飛んだ。
訳もなく飛んで、なぜ？なに？と思うのですが　ちょっと私も飛びたくなりました。それも可愛い羽がついているのですから。読んだあと「飛んじゃった〜」と気持ちよく終われました。

ナンセンス絵本です♪
「きょうはとぶひ」だから何でもかんでもお空に飛んじゃうんだ！
お散歩中の犬だって、公園の銅像だって！！
飛んじゃうのが何だ？って正直思ってしまうけど
それでも、なんだかイヤな事もお空に飛んでいちゃって
気持ちがスッキリしてくるような感じ♪

読み進めてて「そんなことあるわけないじゃ〜ん！！」って子どもたちは言うけれど
実際に今日は、我が家もいろんなものが飛んじゃったんだな〜（＞＜）
そう！お洗濯ものが！！
駐車場に落ちてしまった私のパンツを
恥ずかしながら拾った事を思い出しつつ読んでみました（＃＾.＾＃）

読み終わった息子の感想は、「なんで？！」。

どうしてなのかはわからないけど、なんでも羽が生えて飛んじゃうから、とぶひ。

読み終わってからも、何で飛ぶ日なのか、なんで飛んじゃうのかはわかりません。

でも、不思議ですね。飛ぶのって、それだけでなぜかわくわくして楽しい気分になってしまいます。
プチ幸せな気分が味わえる作品です。

なにもかも飛んでしまう本です。どんぐりにも亀にも全てのものに羽がはえて飛んでます。娘の反応はふーんという感じで見ていました。でもとぶってなんか嬉しいですよね。私も飛んでみたくなりました。

おお〜！みんな羽がはえて飛んでいる。なんかわからないけどみんな嬉しそうに飛んでいる。
読んでいる私も羽がはえて飛べたら楽しいだろうなと、創造してまた楽しくなる絵本です。

井上さんの、この独特の感性が好きです。
なんで飛ぶのか、どうして羽が生えるのか、そんなこと、知ったこっちゃないんです。
「とぶひ」だから、みんな羽が出てきて、飛んじゃうんです。
飼っている犬に羽が生えて、ただの散歩が空中散歩になっちゃって、それを嬉しそうに見ている飼い主のおじいさんが、一番印象的でした。
なんとなくパッピーな気分になれる絵本でした。