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けんぼうは1年生」 ママの声

けんぼうは1年生 作:岸武雄
絵:二俣 英五郎
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:1981年
ISBN:9784591004500
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,806
みんなの声 総数 13
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  • こんなに素晴らしい絵本を、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    どうして私は今まで読もうとしなかったんだろうと無性に悔しくなりました。我が子が元気でいてくれる事は決して当たり前の事ではなく、だからこそ日々子供達に「今日も元気でいてくれてありがとうね」と声を掛けています。それが私の毎日。

    投稿日:2017/08/23

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  • 命の大切さ

    1年生になった娘が、借りてきました。
    タイトルに「1年生」とついていたので、内容を知らずに借りてきたようです。

    私も下読みせずに読み聞かせましたが、あまりに悲しいお話に涙をこらえて読みました。
    娘にとってもショックだったようで、ずっと「悲しい、悲しい」と泣きそうになりながら聞いていました。

    「死んだ子の歳を数える」とは言いますが、けんぼうを亡くしたあとのご両親の姿はまさにそのもので、同じ親として胸が痛くなります。

    娘には「親にとって子どもを亡くすということは、自分が死ぬよりも辛いこと。もしあなたがいなくなったら、私もこんなふうに苦しいと思うよ。」「だからお母さんのためにも、自分の命を大事にしてね」と伝えました。

    正直、これが正解だったのかわかりませんが、親がこの絵本から感じたことを、率直に伝えるしかできませんでした。

    本人も命のはかなさ、重さを少しは感じることができたように思います。
    数日して「けんぼうは3歳で死んじゃったから、小学生になれなかったんだよね。生きていたら1年生だったんでしょ?」と突然言い出すこともあり、悲しいお話ではありますが、しっかりを心に何か残ったんだな、と思っています。

    投稿日:2013/05/01

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  • うちの子は1年生

    うちの子がこの春、1年生になったので
    「1年生」と言う題名の絵本を探して
    図書館で借りて読みました。

    どんなお話かとワクワク読むと
    あまりの衝撃と悲しさに読む声と
    手が止まってしまいました。

    うちの子は無事に1年生になり元気に学校に通ってます。
    けんぼうのご両親の気持ちを思うと
    どうしていいかわからない・・・
    子供たちもびっくりしたように聞いていました。

    元気に1年生になれたことを感謝し、1日1日を
    一生懸命生きようと親子で話て読みました。

    投稿日:2009/04/27

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  • 涙ぐんでしまいました

    息子が1年生なので、「1年生」とあるとすぐに手にとってしまうのですが、このお話、読んだらすごく悲しかったです。

    末っ子のけんぼうをとてもかわいがっていたのに、3歳で亡くなってしまったのです。

    死んだ子どもの年を数えると言いますが、親にとっては、子どもが先に亡くなる逆縁というのは、一番こたえるし、辛いことですね。

    息子は、わりとさらっと読めたみたいですが、私の方は親の気持ちになってしまい、涙ぐんでしまいました。

    二俣英五郎さんの版画ですが、版画がセピア色の思い出という雰囲気を醸し出していて、文章に合っています。

    心の中で子どもは生き続けているとはいえ、私には直視することができないお話でした。

    投稿日:2008/05/23

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  • 忘れられない絵本

    • やや子さん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    小学生の頃母に読んでもらった絵本ですが、大人になった今も忘れられずに心に残っています。
    母も読みながら泣いていたので余計に印象に残っているのかもしれません。
    子を失った両親の悲しみがものすごく伝わってくる絵本です。

    投稿日:2008/03/19

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  • 子供を失った親の悲しみが胸に痛いです。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    子供を失ったお父さんとお母さんの悲しみを
    こんなに強く感じる絵本を読んだのは初めてです。
    けんぼうが逝ってしまった場面は
    あまりにも突然…という感じがして
    胸がドキンとしました。
    子供が一人で遊びに行くようになる
    年長さんから小学校1年生くらいの子供達に
    是非読んであげたい絵本です。
    夕焼の道を
    お父さんとけんぼうが手をつないで歩く場面が
    心に焼き付いて離れません。

    投稿日:2008/02/20

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  • 切ない・・・

    4月から1年生になる息子に読んであげようかな〜?って思い、
    その前にこっそり私一人で読んでみたら・・・

    お話しの設定は、下駄を履いてたりするところから
    私たちがうまれる少し前の頃のお話しなのかな?
    大分年が離れた兄妹のしたの子のことを、こちらでは忘れ子って言いますが、
    けんぼうはそうして、お父さんも大分年齢を重ねたころに生れたこで
    それは大事に育てられたでしょう。
    そんなけんぼうは毎日お父さんの帰りを待って、お父さんの姿を見付けると
    下駄をならしてよろこんだとか。

    そんなけんぼうが・・・

    けんぼうのお父さんがけんぼうを思い出してるところは、同じように4月から小学校に入学する息子を持つ母として
    胸が張り裂けるようでした。
    けんぼうはどんなに入学を楽しみにしてたことでしょう。
    お父さん・お母さんも同じく、けんぼうの成長を楽しみにしてたことでしょう・・・

    読後も、お話しの前半で感じたけんぼうの無邪気な表情、
    そして楽しそうに下駄をならしながら走ったりしてお父さんと手をつないで
    歩く姿を思い描きながら、とても切なくなるお話しで、涙が止まりませんでした。

    投稿日:2008/02/08

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  • 胸に込み上げるものが・・・

    • びかママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    お父さんのいつもの帰り道、家のほうから下駄の音をひびかせながら末っ子のけんぼうが走って迎えに来ます。年をとってからの子供なのでとってもかわいがっています。
    そんなけんぼうが、ある日トラックにはねられて亡くなってしまいます。
    それからのお父さんの気持ちの変化、けんぼうへの気持ちを読むと、同じ親として胸に込みあがってくるものがあります。
    子供たちに読んでやりながら、パパやママもこんなことがあるととっても悲しくて寂しいんだよ・・・と話をしました。

    子供にはもちろんですが、親にとっても考えさせられる本だと思います。

    投稿日:2007/02/08

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  • いつ読んでも切ない

    3歳のけんぼうがトラックにはねられて死んでしまいます。
    あれから3年、けんぼうが生きていたら1年生になっているはず。でもけんぼうはいつまでも3歳のまま…。
    そんな悲しいお話です。

    確か私が小学生の時、教科書に載っていた記憶があります。
    当時も悲しくて、とても印象に残っていました。
    大人になってから、偶然図書館で見つけて再び読んでみました。小学生の頃とはまた違った切ない気持ちになりました。

    楽しい絵本ももちろん大切ですが、時々こんな切ない絵本も
    良いのでは良いのではないかと思います。
    絵はとてもキレイな版画で、より一層物語を切なくさせています。

    投稿日:2006/04/25

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  • 下駄の音

    私が短大生の時、先生によんで頂いた本だ。
    なんとなく読みたい気分になったので図書館で借りてきた。
    二俣英五郎さんの版画がとても静かな感じで素敵。
    うちの子供たちに読んだ。
    「おとうちゃーん」というはじめの文を聞いた息子が
    「これって下駄の音がするやつやなぁ。」と。
    初めて読んだんじゃなかったのか?と調べてみたら
    2年前に読んでいたらしい。
    本の記憶ってこんな風に残ったりするんだなって感じた。
    絵が静かなだけに、話が悲しいだけに、
    下駄の音がいつまでも耳に残っている、そんな話だ。

    投稿日:2005/03/22

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