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しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる」 ママの声

しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる 作・絵:マイラ・カルマン
訳:矢野 顕子
出版社:リトル・ドッグ・プレス
税込価格:\1,980
発行日:2004年
ISBN:9784901846004
評価スコア 4
評価ランキング 27,347
みんなの声 総数 11
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  • 勇敢な人達のはなし

    矢野顕子さんの大ファンの私が、「矢野さんが絵本の翻訳をした!」と聞いて書店にいったのはいつだったでしょう。まだ学生だった私は、ミーハーまるだしで、ちっとも「絵本とはなにか」が分かっていませんでした。もちろん、子どもの頃には絵本を沢山読んでいましたが、本当の絵本の良さ、は自分が子どもを持つまでわかりませんでした。

    息子が生まれ、手持ちの絵本が少なかった頃、本棚にあるハーヴィーを出してきて一緒に読んでみました。するとどうでしょう、1歳くらいのころだったと思いますが、片言で、「葉っぱ、パパさん、チュンチュン」などと自分が知っている言葉で表せるものを指差したり、私の手を持って、指差しさせて「これはなに?」と聞いてくるのです。その後も何度も読み、大分言葉も発達してきましたが、「車いるねぇ〜」「飛行機どぉーん」といろいろ気づいたことを教えてくれるのです。こどもはストーリーを追うだけではなく、細かい絵の端々まで目をやり、絵本を丸呑みにするくらい楽しむのだということを教えてくれたのです。

    「しょうぼうていハーヴィー、ニューヨークをまもる」は大人のための、9.11を考える絵本とも言えるかもしれませんが、わたしにとっては絵本のすばらしさをこどもを通して教えてくれた大事な一冊なのです。

    投稿日:2011/06/26

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  • 知らなかった消防艇の話

    ニューヨークで活躍していたハーヴィという名の消防艇のお話です。一度はお役御免となったハーヴィですが、有志の援助で残すことに。そのハーヴィが思いがけず9.11事件のとき活躍。実話であり、実際に支援を求めているということ。今はどうなっているのだろう。いつかハーヴィに会いにいけたらいいな。

    投稿日:2023/08/28

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  • これまでのがんばりをほめたい!

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    本当にあったことがこのようにお話になって、子どもにもわかりやすく紹介されていることを、うれしく思います。

    しょうぼうていという船がいて、ニューヨークの街をこれまでずっと守ってきたこと、そして忘れもしない9・11の悲劇のなか、重要な役割を果たしたこと、すべてが事実であるからこそ、読んだあとに、私も何かできることがあれば!と思う気持ちが強くなりました。

    老朽化がすすんでいるというしょうぼうていハーヴィ。これからも、ニューヨークを守ってきた歴史の証人として、ずっと生き続けてほしいと思います。ニューヨークに行く機会があれば、ぜひ見てみたいです。

    投稿日:2008/03/11

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  • 今、75歳 自慢の噴水も健在です。

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子15歳、女の子13歳、女の子11歳

    1931年生まれの消防艇ハーヴィ。数々の活躍をしたハーヴィも時の流れには逆らえず、鉄くず寸前だった。
    でも、ハーヴィを愛する人々はお金を出し合い買ってしまった。直すにはオンポロ過ぎたハーヴィだったが、修理工の人たちのおかげでピカピカに。でも人々は消防の仕事をすることはない、って信じてた。
    ところが、2001年9月11日、あの日。
    消火栓ががれきの下になり、消防車が使えない。そこでハーヴィの登場。仲間の2隻とともに4日4晩ずっと水をくみ上げつづけた。
    火がおさまるまで、ずっとずっと。

    9.11、あの事件。NHKの生放送で見ていた私は、2機目の飛行機が飛んでくるのを見てしまった。あの場面を忘れることはないだろう。
    今も続くテロを、戦争を一日も早くなくして欲しい。

    ハーヴィは今もNYにいるそうです。たくさんのボランティアの方々にささえられて。あとがきを読むと訳者の矢野顕子さんもハーヴィをとっても愛しているのが、よくわかります。

    投稿日:2006/11/24

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  • 忘れないでね

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子1歳

    大人はみんな知っている、忘れられない9・11事件。
    でも、子供たちは知らないんだよね。

    私も知らなかったお話しがこの絵本にあった。
    ニューヨークを守る為立ち上がった勇敢な人々と、消防艇ハーヴィが大活躍していた事。

    これから育っていく娘に知っていて欲しいと思うそんな絵本ですね。

    投稿日:2006/11/03

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  • 古くても大切に

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    昔から消防艇としてニューヨークの町で働いていたハーヴィー。
    引退して市民がハーヴィーを買い取ってくれて和やかに過ごしていた。でもあの日9.11  ニューヨークの町は炎と煙とに覆われた。ハーヴィーも指令を受けて一生懸命働いた。たくさんの人がケガをしてたくさんの人が亡くなった。本当に悲しい恐ろしい出来事だった。
    私はあの時の映像やニュースは意識して見ないようにしている。
    とても怖くて私や、私の大事な人がもしもいたら・・・と考えてしまう。ハーヴィーだけでなく知られていないところでいろんな人や物が活躍したのだろうと思う。
    この事件がなくてもニューヨークの人はきっとハーヴィーを大切にしていたと思うけど、この活躍でより一層忘れてはならない消防艇になったことだろう。

    投稿日:2006/09/18

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  • 2001.9.11ニューヨークの現実

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    ツインタワービルが壊れた瞬間を扱った絵本で、
    ミュージシャン矢野顕子さんが翻訳しています。
    ストーリーは古い消防艇ハーヴィーが人々に愛され、
    ここぞという時に大活躍!というものですが、
    その「ここぞという時」があの2001.9.11事件なのです。
    ストーリー的には背景として扱われていますが、
    世界史に残る事件だけに、やはりどこかで知っておいてほしいと思いました。
    ともあれ、ハーヴィーの復活劇はしっかりと描かれています。
    絵もアメリカ風ですが、動きがあります。
    文章も絵の中でリズミカルに飛び跳ねます。
    関心のある方は本物のハーヴィーに会いに行ってください!
    そう、ハーヴィーは今も実在するんですよ!

    投稿日:2005/04/01

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