腕白という言葉も最近は聞かれなくなりましたが、腕白な男の子たちがたくさん出て来ます。
子どもなりにそこに至った経緯はありますが、これを読んでいると議論好きなフランス人、自分の主張は通すフランス人というのが私には感じられて、フランス人と議論になったら日本人は太刀打ちできそうにないと思えてしまうのです。
それはさておき「腕時計」という話では、腕時計を壊してしまったニコラにパパが言う言葉に優しさがあり、こんな風に言われたら子どもも親の愛情を感じられるだろうと思いました。
「客間のバラ色の花びん」では、夫婦喧嘩がでてきますが、夫婦喧嘩というのは、万国共通のものであるなあと思います。
子どもというのは、いい子でない子、語弊がありますが、いい子になりたいと思っているのになかなかそういう具合にいかない子のの話というのが好きです。
息子が私に何度か読み聞かせをさせて、自分でも一人読みをして何度も読み返している息子がとても大好きなシリーズです。