「ろばさんのかわいいバッグ」 ママの声

柿本幸造さんのほんわか温かいイラストに惹かれ、手に取りました。
お友達のウサギさんが背負っている小さなリュックに憧れたロバさんが、同じようなリュックを手作りすることに。
くまさん、きつねさん、りすさんたちみんなの分を作ってあげると、みんなは大喜び。でも自分の分のためのリュックを作るのを忘れていて……。
ろばさんの優しさにほっこり。
クライマックスで観音開きになるページは圧巻です。

「どうぞのいす」を書いた香山美子さんの作品だったので、気になって図書館で読みました。ロバさんの優しい思いやりが、かわいいバッグとなって、周りの友達へとどんどん広がっていきます。うちの子は「わたしのもつくって〜」と言ってました＾＾

じぶん用のバッグを作ろうと思ったけど、出来上がったバッグは大きすぎるので、くまさんにあげようと思ったら、他のみんなも欲しがるかも…と、みんなの分を作り、じぶんの分を作るのを忘れてしまいます。
まさに「あぁっ、しまった！」（笑）

でも、じぶんのことは二の次、そんなところが　ろばさんの一番いいところなんですよね！
だから、みんな　ろばさんのことがだいすき！
ひとのことを思いやる心を育てる一冊です。

ろばさんが、お友達みんなにかわいいバッグを作ってあげます。みんなでそのバッグを持ってピクニックに行く事になりますが、自分のバッグを遅くまで作っていたので、お弁当が作れませんでした。
ここで、うちの子達はとても不安そうな顔をしていました。
でも、みーんなが少しずつ分けてあげたので、そっかーとほっとしてましたね。なんだか可愛くて楽しい絵本でした。

みんなのために、夜なべまでしてバッグを作ってくれる優しいろばさんのお話です。ハンドメイド、気持ちがこもっていてあたたかです。

あれだけの人数のバッグを作るのはかなり根気のいる作業で、思いやりがなければ、できないことだと思います。
優しいろばさんに気持ちが癒されます。

息子はあまり興味なしでしたが、いつか裁縫を家庭科でやったら、大変さがわかるのかな。

大型絵本にもなっているので、どんな絵本なのかな？
小さいお子さんに喜ばれる内容かな？と、思って読みました。
友達に手作りバッグ（リュックにしか見えないけど）をプレゼントしてあげる。って、ノリはよく見るパターンでしたが、
そのバッグでみんなでピクニックに行く。なんて！
しかも、最後はなわとびやら電車ごっこにまで発展するなんて、なかなかすごい！これは小さなお子さんには魅力的かも〜と、思いました。
絵もはっきりしていて見やすいし、なかなか良かったです。

うさぎさんがとってもかわいいバッグを持っていて、ろばさんも欲しくなって、自分で作り始めます。

ところが、大きすぎる・・・だから、お友達のくまさんにあげるんです。
くまさんだけじゃなく、お友達みんなに手作りのバッグをあげる優しいろばさん。
もちろん、お友達みんなは大喜び！！

ろばさんは、自分のバックがないことに気が付き・・・夜遅くまで作るんです。
だから、遠足に持っていくお弁当が作れなかった。
でも優しいろばさんは、みんなにお弁当を分けてもらえます。

お弁当の代わりに、ろばさんが持っていったロープで本当に楽しそうに遊ぶ場面は、心が温かくなりました。

子供達には、友達を大切に思う気持ち、優しい気持ちをいつまでも持ち続けてほしいなあと思わせる絵本です

娘が遠足用のリュックを欲しがっているのでちょうど良いなぁとてに取りました。

一緒に読む前に長女はひとりで読んで楽しんだようです。
「遠足のおはなし♪｣と言っていました。

ろばさんは、うさぎさんがもっていた可愛いリュックを見て自分用に手作り。
あれれ、大きすぎて作れてしまって、くまさんだったら似合うだろうとこれはくまさんにプレゼントすることに。

みんなでリュックを背負って遠足に行こうということになります。
ロープのエピソードも微笑ましい。

ラストを読んで、私も（あ、本当に遠足のお話だった）って。
長女はひとりで読むときも、ちゃーんとお話わかっているんだなぁなんて成長を実感したり。

私もリュック作ってみようかなぁ。

うさぎさんが持ってたバッグを見て、自分も作ろうと思ったのに結局お友達のを先に作ってしまって、自分のが後回しになってしまう．．．。
でも、お友達には喜んでもらえたし、最後は楽しい遠足にも行けたし、沢山遊べたし、ろばさんはきっと大満足なんだろうなって思いながら読みました。
ろばさんの優しさに、読んでもらってる子供も優しい気持ちになってるみたいです。

今は亡き柿本幸造さんの絵の中でも、娘の大のお気に入りの絵本です。動物たちは、みんなかわいいです。おともだちの動物にろばさんは、かわいいバックをつくります。おべんとうをもってえんそくにいくことになるのですが、ろばさんは自分のバックをつくることをすっかりわすれていました。さいごまでは．．．柿本幸造さんの絵本、みなさんも見つけて読んでみてください。どのイラストも現代作家にない風合いだと私はおもいます。