最近、ヘチマってあまり見かけなくなりましたよね。。
昔はグリーンカーテンとして活躍していたのに、今ではすっかりゴーヤにその座を奪われてしまって、、。
ヘチマを見たことのない人は、この親子のように『変わったきゅうり』と思ってしまうのも無理のないことなのでしょう。
でも、きゅうりはきゅうり ヘチマはヘチマ。
ヘチマらしくなるために 惜しまぬ努力をする姿はなんともけなげで、愛おしいです。
話が単調で 繰り返しが多いので 読むスピードが遅いとだんだん飽きてきてしまいます。
繰り返しの部分は、少し早口でも内容は分かるので、テンポ良く読み進めていくと 熱いヘチマと冷たい親子 の関係が次々と現れるので楽しめます。
最後は不思議な友情が芽生えるハッピーエンドです。
深く考えず、ちゃんちゃん♪っと読み終える一冊です。