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じゃがいも畑」 ママの声

じゃがいも畑 作:カレン・ヘス
絵:ウェンディ・ワトソン
訳:石井 睦美
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年08月
ISBN:9784895728300
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 12
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  • 思いやりで、笑顔の豊作。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子14歳

    ぼくとお姉ちゃんと小さい弟、そして働き者のお母さん。
    一家は貧しく、働きづめのお母さんは疲れている。

    お母さんを助けよう!と、頑張ることにしたきょうだいたち。
    さて、お姉ちゃんが考えたその方法とは・・・?

    お母さんへの思いやりから始まるお話しは、
    また新たな思いやりをよび、みんなの笑顔を生み出します。

    誠実に生きる心の豊かさを教えてくれる一冊。

    子どもの笑顔のために、頑張ろう。

    投稿日:2011/11/20

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    1
  • 大人が読むといいかも

    表紙の素朴な色合いのイラストに惹かれ、手に取りました。
    貧しい家の3人の子供たちが、お母さんを助けるため、じゃがいも畑から収穫されないじゃがいもをとってしまおうと試みます。でもとってきたのは、じゃがいもではなくて……
    子供たちの行動は間違っていましたが、周りの大人の対応が素敵でした。
    大人がとるべき行動を教えてくれているようで、感動しました。

    投稿日:2021/11/02

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  • 考えさせられました

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    「泥棒したね」
    と、7歳児は盗みがよくないことだとわかっているから、
    ほとんどが石ころだったことにも
    泥棒したんだから、仕方ないって感じだったのですが、
    父親もいないし、母親が夜も働き、
    3人の子の食べるものさえも十分に与えられない貧しさの中、
    お姉ちゃんが寒さを覚悟で、弟たちにも
    泥棒させるなんて、よっぽどの気持ちだったろうし、
    お母さんもそれを知ったとき、
    嬉しく、情けなく、つらかったろうと思います。
    とても考えさせられました。

    運よく、こういうことを経験することもなく
    今まで生きてこられましたが、
    今でも、日本でも貧困の子どもがいて、
    世界にもこういう子どもたちがいることを忘れず、
    日々に感謝し、できることで力になっていきたいと思いました。

    投稿日:2019/09/13

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  • 考えさせられる話でした。

    食べることもままならない母子家庭の三姉弟が、母親が夜勤の時に、
    隣の家の畑からじゃがいもを盗むという話です。

    読んでいて、胸が締め付けられそうになりました。
    でも、きっと神様がみていて、わざわざじゃがいもではなく小石を収穫
    させたのかもと思いました。三姉弟に本当の罪を負わせたくないから..

    息子も最初の導入部分が分らなかったけれど、じゃがいもを盗みに行く
    ことが分ると、車のヘッドライトのページで思わず顔を覆っていました。

    今の時代の“ワーキングプア”という言葉が頭をよぎりました。
    隣の家の人が人情のある人で本当によかった。
    来年は、ちょっと大きいじゃがいもも、きっと残っているのかもしれません。
    さすが、光村教育図書の出版だなと思った本でした。

    投稿日:2011/12/27

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  • 愛情と思いやり

    貧困さゆえに何かを盗むというのは今の日本ではあまりないことだと思いますが、戦後の物のない時代にはこういうこともあったのだろうと思うのです。

    明らかに生活に疲れ切った母親。それを助けたいと願う子どもたち。前半と後半では母親の表情が全く違います。

    豊かさの中で見えなくなっているものがあるとしたら、こうした家族のつながりや愛情のこもったやりとりなのかもしれません。

    私たちは今年大きな震災を経験し、家族のつながりを深く考えさせられましたが、年末に来てその思いもどこか風化してきている気がしています。

    愛情にしろ思いやりにしろ、目には見えないものです。大切なものは目に見えにくく普段は感じにくい、そうしたものを絵本は私たちに見せてくれるそんな気がします。

    家族の温かさだけでなく、ケニーさんの粋な計らいも心を打ちます。

    高学年で読んでみたい本です。

    投稿日:2011/12/16

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  • 畑の畝に間に隠れる子どもたちに「クスッ」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    カレン・へスの作品は最近私の中でヒットしています。
    テーマにインパクトのある素敵なお話をたくさん書いてくださっています。
    石井睦美さんの邦訳も素敵でした。
    どこかで他の話も読んでいると思って検索をかけてみたら、少し前に読んだ『すみれちゃん』を書いている作家さんでした。
    (邦訳している作品も多いようです)

    ウェンディ・ワトソンさんの絵も、物語のイメージにすごく合っていてよかったです。
    子どもたちのほそっこい感じも、それこそ、石ころだかじゃがいもだか区別のつかない小さな塊たちも、すごく“それっぽく”って、いい感じでした。

    一番お気に入りのシーンは、こっそりじゃがいもを拾い集めているとき、突然やってきた車のヘッドライトに驚いて子どもたちが畑の畝の中に隠れるところ!
    食べるのもままならない切実な環境で位している子どもたちを描いているにもかかわらず、コミカルなこういう場面はホッとします。
    読んであげるなら4,5年生くらいから中学生・高校生のお子さんたちにいかがでしょうか?

    投稿日:2011/11/19

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  • 私がこの子らの母親ならどうするだろう?

     「クラシンスキ広場のねこ」をはじめカレン・ヘスさんの作品は、歴史上の設定を用いた作品が多いようです。

     この作品も扉絵の荒涼とした土地の様子から、世界恐慌並の経済的打撃を世間が受けている時代を想起させられます。
     
     夜勤の母親の留守中月夜の中、隣の家の収穫が終わったじゃがいも畑から、収穫されず捨て置かれているこぼれじゃがいもを無断で獲りに行こうとする三姉弟。
     貧困がもたらす悲しくもいじらしい罪です。
     切ないのは、自分たちの行為がいけないことであることを知りながら車のヘッドライトにびくつきいも拾いをする様子。

     隣家にも誰にも気付かれず持ち帰ったものは、・・・。
     そして、帰宅した母親の言葉。
     貧しくとも人間としてのプライドを持ち子どもたちを諭します。
     ここで、私がこの子らの母親ならどうするだろう?
     私が子どもで、このような状況だったならば、・・・?
     等々、考えさせられました。

     ラストは、カレン・ヘスさんらしい展開に胸がすきます。
     隣家がケニーさんのような方ばかりならば救われますが、現実は?とまた考えさせられてしまいます。

     これからの世の中、子どもたちがこのような悲しい罪を犯さぬような社会を大人たちは保障してやらねばならないと思いました。

     今、この瞬間にも自分の身の丈より長い銃を抱え、戦場に立っている子どもがいることも忘れてはならないと改めて思いました。

    投稿日:2011/10/20

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  • 月夜のじゃがいも泥棒

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子15歳

    貧しい母子家庭が舞台です。
    「ぼく」は、お母さんが夜勤に出かけた後、姉のメイベルの発案で、
    弟のエディも一緒に、ケニーさんの畑からじゃがいもを「収穫」することにしたのです。
    ところどころ破れている衣服から、この家族の貧窮ぶりが伝わってきます。
    月明かりで「収穫」に励む「ぼく」たち姉弟ですが、
    帰宅して確かめると大半は石ころだったという訳です。
    しかも、お母さんには叱られるし、散々だったものの、
    お母さんの言いつけで返しに行ったケリーさんの反応は意外なものだったのです。
    泥棒ということをしでかしてしまった子どもたちですが、
    大人の対応は素晴らしいです。
    ラストの言葉は素敵です。
    親としてもジーンときました。

    投稿日:2011/10/11

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