きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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あらしの夜、ガブと出会って、不思議な運命をたどるメイが子どもの頃のお話です。 メイは元気で明るい子ヤギです。おかあさんを亡くしたメイは、おばあちゃんに育てられました。いつも危ない思いをするメイの様子を心配しているおばあちゃんですが、メイは、どんな時でも、絶妙なタイミングで難を逃れるのです。 この頃のメイの様子から、ガブとのやり取りがつながってくるお話です。それにしても、なんて運の強いメイなんでしょう。逆に、おおかみさんが気の毒に思えてくるほどでした。 ハラハラドキドキの『あらしの夜に』シリーズとは対称的なお話で、明るい気持ちで読むことができました。
投稿日:2012/05/07
あらしのよるにのメイが子どもの頃のお話です。 メイは、運の強さで様々な危機を乗り切ってきました。オオカミの大群に狙われた時も、本人はそんなことも知らない間に、あっさりと乗り切ってしまいました。 仲間の元に戻ったメイが「ほんとオオカミでも出たらもっとおもしろかったのに。」と言って仲間を呆れさせます。 一度こわい思いをすれば、わかるのでしょうが、運の強さで乗り切ってしまったメイは、呑気です。 こわさを知らない子どもに、言い聞かせるのは大変です。これは、動物も人間も同じでしょうか。 日々、育児に奮闘する私はそんな思いで見てしまいました。
投稿日:2019/09/28
大人は往々にして「一度痛い思いをしないとわからない」と言いますが、なるほど、痛い思いをせずに成長するとこうなるのだな、と思いながら読みました。先日あらしのよるにのミュージカルを拝見したばかりですが、メイにはこのような成長の背景があったのですね。
投稿日:2017/05/23
「あらしのよるに」の本編のほうのシリーズはまだ読んだことがないので、シリーズ始めての絵本となりました。 どうやら、「あらしのよるに」の主人公のヤギのメイの幼い頃を描いたお話なんですね。 でも、本編を知らなくても十分に楽しむことができました。 ヤギのメイちゃんはとっても元気でのんきもの。 しかも怖いもの知らずだから、平気でむれから離れてあっちこっち行ってしまいます。 見ているほうはハラハラだけど、本人はいたってマイペース。 沢山の窮地に陥るけど、すべて偶然で乗り越えてしまうという、すごい強運の持ち主。 でもその元気の裏にはお母さんの死があって・・・。 メイの心の強さあってこその、強運なのかもしれませんね。 この絵本を読んで、本編も是非読んでみたくなりました。 意外に本編を読む前に、メイの事を知れて良かったかもしれません。
投稿日:2012/07/19
『あらしのよるに』シリーズのスペシャル版。 オオカミのガブの幼少編が『ひとりぼっちのガブ』であるのに対し、 今作はヤギのメイの幼少編。 ガブがやや屈折した生い立ちなのに対し、メイは「元気でのんきな」と 形容されるほど。 エピソードには、『あらしのよるに』ならではのスリリングな展開も満載です。 ただ、そのきっかけが、幼い頃は母を亡くし、 「かわいそう」と言われぬよう、わざと元気に振舞っていた、というのが 切ないです。 でも、それを乗り越えたメイだからこそ、強運を呼び寄せたのではないでしょうか。 ガブがメイに心を許した訳が少しわかりました。
投稿日:2012/02/27
「あらしのよるに」シリーズ、主人公の一人であるメイの子供時代のお話です。 幼くして、母親を亡くすという過去があったんですね。 いつも明るく前向きなので、悲しい過去に驚きました。 だからこそ、明るく振舞っているメイの姿にいじらしさを感じたり。 それにしても、メイの強運には驚きます。 初めはハラハラしていたのですが、だんだん「メイなら大丈夫でしょ」と思えるのですから不思議です。
投稿日:2012/02/21
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