ちょうど、夫と娘が稲荷山養護学校の文化祭に行ってきたばかり
なのです。わあ、いいタイミング!そう思ったのは、この本の
舞台が「稲荷山」だから。きっと、各地に稲荷山、という場所は
あるのでしょうけれど、それでも、なんだかうれしくなってしまい
ました。
稲荷山、ですので、キツネが登場します。キツネが登場する物語
というと、昔話のようなイメージがあって、物語に入っていくの
に時間はかかるなあって思ったのですが・・あっという間でした。
どきどきしてしまう展開で、主人公の弥(ひさし)と一緒に稲荷
山での夏を過ごした気分になりました。
娘は娘で、読んでいます。置いてあってもなかなか読もうとしな
いので「図書館に返しちゃうよ」と言っていたのですが、「読む
よ」と。で、読み始めたらやっぱりぐんぐん読み進んでいました。
我が家の近くの稲荷山にも、お稲荷さんはあるのだろうか。
そのうちさがしに行ってみたいです。