最近寝る前に、ベッドに入りながらの読み聞かせを楽しみにしている娘。
毎回というわけにはいかないけれど、時間がある時は絵本や幼年童話などをできるだけ読んであげるようにしています。
このお話も、寝る前に読んで聞かせたひとつです。
歩くのが嫌いでどこへ行くにも馬車が必要な王様が、ある日隣の国のお姫様とのお見合い(?)に出かけることになります。
でもそんな時に限って馬がみんな熱を出し車輪にヒビが入って、王様はなんと家来がかつぐはしごに乗って出かけることに。
待てどくらせど現れないお姫様にやきもきしていると、隣の国の大臣が大慌てでやって来ます。
「お姫様がハチに襲われています!!」
そこで王様がとった行動とは…?
歩くのが大嫌いな王様に対して、お姫様は花が大好きで摘み取ることも許さず、花が踏みつぶされないように走り回ることや馬車を禁止しているというなんとも困った人物でした。
両極端な考えを持つ二人は、最初からお似合いだったのかも。
考えを改めたおかげでお互いの国の暮らしもよくなり、国が栄える結果となったのは、何事もほどほどが大事ということをしみじみ実感させてくれました。
今回の騒動がきっかけで、普通のお見合いよりもお互いの良さがわかる結果となったのは間違いありません。
ドタバタ騒動の後のハッピーエンドにほっこりできますよ。