タイトルを見て、大きなねずみと小さなライオンが出てくる本かと思ったら大間違い!
出てくるのは一般的な大きさのねずみとライオン。
人間の世界を見てみたいと出かけたねずみとライオン。
それを見つけた親切な妖精が、ねずみのために、人間のために、ねずみは世界一大きなライオンより大きく見えるように、ライオンは世界一小さなネズミより小さく見えるように魔法をかけました。
でも本人たちは大きくなったわけでも、小さくなったわけでも、ましてやそんな魔法をかけられたなんてことも知らずに人間の世界に行ったものだからびっくり仰天。
小さなネズミは「大きなネズミの怪物!」と恐れられ、大きなライオンは「小さなかわいいライオン!」と捕まえられそうになる始末。
息子も声を出して笑っていました。
薄い本ですし、大きく独特なイラストのおかげであっという間に読み終わります。
幼年童話を読み始めた子にお勧めです。