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ひみつのおかしだ おとうとうさぎ!」 ママの声

ひみつのおかしだ おとうとうさぎ! 作:ヨンナ・ビョルンシェーナ
訳:枇谷 玲子
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\1,760
発行日:2012年01月
ISBN:9784861012013
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,307
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  • トロルの中身

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    おとうとうさぎシリーズ、1冊読んでみたら面白かったので、他のお話も図書館で借りて読んでいます。
    トロルの体がまさかお菓子でできていたとは驚きました。そして、子どもをさらってきてはお菓子工場で働かせていたおそろしいトロルの正体が分かった時にも、その意外な姿にえっ?とびっくりでした。
    想像してなかった展開がいくつもあって読み応えがありました。
    悪いやつだったトロルも、心を入れかえてみんな仲良くなれるラストもよかったです。

    おとうとうさぎシリーズ、絵もかわいくて好きなんですが、いつもおとうとうさぎの周りにいる、ちっちゃい黒いやつ、何なのかな?この黒いやつの動きも見てて面白くて、絵もすみずみまでじっくり見てしまいます。

    投稿日:2017/11/11

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  • パパったらぁ〜、もう〜

    「おとうとうさぎ」シリーズ三作目です。
    一作目の「おばけのめをみておとうとうさぎ!」がとっても楽しかったので、また借りて来ました。

    表紙絵は、シリーズ中、一番怖いかも。
    主人公は、おとぎの国にくらすうさぎの6人家族。
    うさぎのお家は、おとぎの森のとても素敵なところにあります。
    でも、ちょっと森の中に入ると恐いおばけが住んでいます。

    さて、おとうとうさぎは、お菓子が大好き!
    毎日食べたいけれども、お菓子を食べていいのは土曜日だけとパパに言われています。
    約束を破ると、こわーいトロル(北欧の妖精の一種。妖精といっても巨大な体つき・醜悪な容姿・低能・凶暴・怪力で、大怪我をしても再生可能)におとぎの森の奥へさらわれちゃうそうです。

    それなのに、パパったらぁ〜、もう〜、木曜日にお菓子を食べています。
    それを目撃したおとうとうさぎは、・・・・・・。

    困ったパパです。
    こういう行動に子どもが出るのも分かります。
    でも、おとうとうさぎは、トロルにさらわれて、・・・・・・。
    ここから、ちょっと怖いですね〜。

    トロルのお菓子工場で強制労働を強いられることになったおとうとうさぎは、・・・・・・。
    ここからのおとうとうさぎは、勇気と賢さを発揮して、カッコイイですねぇ〜。
    トロルの正体に、小さい読者さんも笑っちゃうでしょうね。

    ちなみに、トムテは、北欧の妖精・小さな体・赤い帽子・農家の優しい守護神・気難しい面もあり、だいじにされないとその家を捨て去ってしまう。さらに、いたずらなんかされると必ず仕返しをする執念深い所もある
    そうです。

    北欧のお話には、必ずと言ってよいほど出て来るトロル&トムテ。
    この作品では両方登場していて、とても楽しい作品になっています。

    見返し後ろのお菓子工場の地図も嬉しいおまけです。

    投稿日:2015/10/14

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  • お菓子の工場☆

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    独特な絵と世界観が魅力のおとうとうさぎシリーズ。
    お菓子を食べていい日を破ったおとうとうさぎ。
    トロルに連れ去られ気味の悪い工場へ。
    そこではみんな口にテープを貼られ、
    もくもくとお菓子を作らされているのです!

    大胆な構図と独特な絵が魅力のおとうとうさぎシリーズ。
    また巻き込まれたのね・・・
    と思わなくもないですが、
    がっちり怖いトロルが相手とはドキドキです。
    お菓子工場が広いですね。(地図あり)
    お菓子のお話だからだと思いますが
    子どもはこの話が一番好きみたいです。

    投稿日:2015/10/02

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  • 小さい虫

    4歳息子と読みました。
    息子が結構気に入っているシリーズです。
    ちょっとグロテスクな感じだけれど、ポップで面白い、
    独特な感じのイラスト(細かく描かれているので、引き込まれます)、
    最後はおとうとうさぎが怖さを克服してハッピーエンドというパターン。

    これは、トロルが怖い顔をしていましたが、
    ゴキブリのような小さい黒い虫を息子は笑って探すのに興じていました。
    「なんでトロルの髪の毛が甘かったの??」と不思議そうでしたが。
    おもしろかったようです。

    投稿日:2015/09/15

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  • ミステリアスな冒険活劇

    3歳の娘が図書館で「これ借りる!」と引っ張り出してきた本です。

    いいよー、と応えたものの、
    その時は内心(ヒエ〜……!)と若干引いてしまった覚えがあります。
    なにせ、表紙がおどろおどろしいのです。
    ぎっしりと線がひしめく空間の真ん中に、ちょうど映画の「バットマン」シリーズの
    ジョーカーとペンギン男を2で割ったような風貌のトロルが、動物たちを見下ろしているというもので……
    もし表紙の隅に、「スウェーデンの子どもたちがベスト1の絵本に選びました!」
    と書いた、かわいいピンクのシールが無かったら、もっと借りるのを渋っていたかもしれません。

    「おかしをたべていいのは、どようびだけだよ」とのパパうさぎとの約束を破ってしまい
    恐ろしいトロルにさらわれて、無理やりお菓子工場で働かされてしまう、おとうとうさぎ。
    連れられてきたたくさんの子供たちが働く工場で、おとうとうさぎは持前の勇気でトロルの秘密を暴き、
    最後はトロルを改心させて、子どもたちがすすんでお手伝いにくる楽しい工場に変えてしまう、というお話です。

    おとうとうさぎの絵柄はかわいいのですが、
    トロルもお菓子工場の内装も、働かされているかわいそうな子供たちすら、ちょっとおどろおどろしい感じです。
    幼児向けアニメを見ていてもすぐ「怖い〜」と逃げてしまう娘にこれはどうかな、と思いましたが、
    意外にも展開を追うのに夢中な様子で、一気に読み終えてしまい「面白かった!」ととても好反応でした。
    お菓子を食べると髪の毛がのびる、というトロルの設定も気に入ったらしく、
    読み終えてからしばらくたっても、ふと思い出したように
    「私の髪も(お菓子)食べたら伸びたらいいのにー」などと言って笑っていました。

    おそらく、おとうとうさぎがすぐへこたれてしまうタイプではなく、
    やんちゃで勇気があって、トロルの謎も自分が解いてやる!という頼もしいキャラだったからこそ
    娘も安心して読めたのかもしれません。
    大人の私には若干恐ろしげに見える絵も、
    先入観のない子供の目には、ミステリアスで新鮮に映るのでしょうね。

    スウェーデンの子どもたちを信じて借りて良かったです!
    シリーズものだそうなので、他のも読んでみたくなりました。

    投稿日:2014/04/20

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  • 怖い!!

    このシリーズの絵はちょっと怖い感じだったのですが、今回のは特に怖かったです。トロルとかのシーンではうちの子は私の服の裾をつかみながら聞いていました。結局トロルは本物じゃなかったので、うちの子もホッと胸を撫でおろしていました。

    投稿日:2012/12/01

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  • でた〜〜〜!

    • マイルズさん
    • 40代
    • ママ
    • 奈良県
    • 男の子6歳、男の子1歳

    おとうとうさぎシリーズ、前に一冊目を読んで忘れていたけれど思い出しました。

    適当に描いたような絵だけど、隅々まで細かく書き込んであります。色使いも独特なので、好みが別れるかなあと思うのですが、子供には新鮮みたいで受けが良いです。キャラが可愛いからでしょうか。

    おとうとうさぎは、ダメと言われているお菓子を食べてしまい速攻でトロルにさらわれてしまいます。もう、ここだけで子供はクスクス。
    連れて行かれたお菓子工場で働かされるおとうとうさぎ。同じようにさらわれてきた子供たちも大勢働いています。
    そこから抜け出そうとするのですが…。

    工場のあちこちにいる小さい虫みたいなのが、面白いです。
    もう少し明るい色目だったら、お菓子ももっと美味しそうなのに。

    投稿日:2012/11/18

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  • トロルの正体

     こてこてで迫力のある絵に圧倒されます。「はりぼて」トロルの顔は、こわいけれどどこかユーモラス。

     子どもには、おかしを食べすぎてはダメ、といっておきながら親がこそっと食べてしまうことって、どこでも同じなんだなと苦笑いです。
     トロルと仲良くなって、好きなだけお菓子を食べられるようになった子どもたち。最後の場面ががほほえましいです。
     スリルと元気いっぱいのお話、楽しかったです。

    投稿日:2012/09/19

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