「はっぱのなかでみいつけた」 ママの声

お話会で読んだ時に、表紙の絵のきゅうりの葉っぱの中に、てんとうむしがいるのを見つけた二歳ぐらいの男の子がいました。

私は気がつかなかったのですが、表紙のところからすでにお話は始まっていたのかもと思いました。

小さい子が多いお話会でしたが、子どもたちは積極的に葉っぱの中で見つけたものを口に出してくれました。

野菜たちがかくれんぼしているかのようにも見えるこの本は、
参加型の絵本でもありますね。

夏野菜が多いので、夏の時期の読み聞かせにいかがでしょうか。

図鑑が大好きで野菜の名前もたくさん知っている2歳の息子。絵本にはあまり興味がありません。
そんな感じなので読み聞かせをしてもあまり楽しくないのですが、この絵本は大人しく聞いてくれて、親子のコミュニケーションに役立っています。隠れている野菜を指差して、何か教えてくれます。正解の時もあり、間違えている時もあります。真剣に絵を見て考えている様子です。
絵は精巧で、優しいタッチで美しく何度見ても飽きません。この作者の他の作品もチェックしたいと思いました。

題名からは分かりませんでしたが、葉っぱに隠れている野菜をあてる絵本でした。
とてもリアルにかかれた葉っぱと野菜で、見ていて素晴らしい！と思いました。
子供はまだ、探して見つけるのがうまくありませんが、なすやかぼちゃなどの言葉を覚えました。

夏野菜のお花と実がいっぱい登場します。公園や道路に咲いている花を教えたり見せたりするのもいいけど、食材を食べるようになったなら是非見せてあげたい絵本です。実際に作物を作っている人はそれを見せて教えればいいんだけど。
緑の葉っぱの中にちらっと見えるきゅうりやぴーまん、トマト、かぼちゃ、スイカ。紫の葉っぱの後ろにはなす。
とてもリアルで水々しい野菜がたくさん登場します。
また実物サイズにかなり近く書かれているので、その点もいいと思います。

息子は花も好きだけど、野菜の花も好きです。素朴なのに可愛い。
小学校では野菜の花や実の勉強をしますが、基板になもなります。

0歳の時に見せたら反応がイマイチだったのですが、1歳になり、野菜がある程度わかるようになったら楽しそうに見ています。きゅうりにトマトにナスに…息子のちょっと苦手な野菜も登場するのですが、最後は大好きなスイカなので、いつも笑顔で聞いています。
絵がリアルなのがいいです。

見開きを使ってリアルな野菜、葉っぱが描かれています。
絵は平山和子さんの『くだもの』のようなリアルさです。
虫食いや枯れかけた葉っぱなどの細かい所まで忠実に丁寧に描かれていたのには驚きました。

野菜の名前が分る年齢の子に読んであげると嬉しそうに教えてくれますよ。
色々な楽しみ方が出来る一冊ですね。

色んな野菜が出てくるんですが、最初ははっぱに隠れてます。
絵もリアルで娘も見た事があるものが出てきて楽しそうです。

初めて私が野菜の名前を言うとまねして言ってました。

娘の反応も良かったし、私も結構好きです。

最初は、葉っぱの中に隠れた野菜を当てっこして楽しんでいるだけでしたが、絵のリアルさに感心してよく見ると、野菜によって葉っぱも茎も、色や形が違うという事に気がつきました。（考えてみるとあたりまえなのですが…）
よく使うものばかりでお店で日々みかける野菜ですが、収穫する前の状態で見る事がなかなかないので、「きゅうりの葉っぱやピーマンの葉っぱはこんな形なんだ」「なすは茎も紫がかっているのね」「畑でこんなふうになっているのか」と、興味を惹かれました。
子どもも年齢によって違う楽しみ方ができそうだと思いました。

はっぱの中に、チラリと見える「なにか」。
なんだろう？
キュウリや、ナスや、トマト・・・。
おなじみの野菜たちです。
なかなか収穫する前の状態は見せられないので、勉強になるなぁと大人も感心します。
はっぱの形や色、みんなそれぞれ違うんですよね。
そんな細かいところも、実にリアルに描かれています。
かぼちゃやスイカは、生っている状態どころか切られる前の丸々の状態もなかなか見せていないので、子どもには新鮮だったようです。

絵がとても丁寧でリアルに野菜が絵ががれているところが好きです。蔓や茎葉っぱとともに描かれているため、本当に畑の中にいるような錯覚に陥りました。葉っぱや茎の中からお目当ての野菜を探す喜びも味わう事が出来ました。トマトやナスは色が葉っぱと違ったので分かりやすかったです。逆にピーマンは葉の色とピーマンの色が同じ緑なので分かりにくかったです。でも判りにくいからこそ見つけた時の喜びはひとしおでした。お店では実だけが売られていますが、この絵本でどのような状態で実がなるのか、茎や蔓の状態はどうなのか分かるところが良いと思います。