「メガネくんのゆめ」 ママの声

このお話は、素敵な夢を見たことは覚えているが、どんな夢だったか詳しく覚えていないメガネくんの夢を思い出させるのにご近所さんたちが一緒に夢のお話をするお話でした。色々な人の素敵な夢のお話を聞きながらうちの子も自分の夢を思い出していました。

どうしてなのかはピンときませんが、

カラーのページと白黒のページが交互に

描かれています。

タイトルとおり夢のお話です。

みんなの夢のお話がとっても楽しいものばかりで

読んでいてワクワクしました。

メガネをかけていることでメガネくんと呼ばれている

この主人公にもやさしさを感じました。

５歳の娘と読みました。とても穏やかなストーリーで、読むとなんだか気持ちがやさしくなるような絵本でした。
メガネくんは、とっても楽しい夢を見たことは覚えていているのですが、どんな夢だったかを思い出せません。私もそういうことよくあるなぁと思いながら読み進めました。
メガネくんの笑顔につられて人が集まり、みんな素敵な夢を語り合います。どのエピソードも幸せいっぱいで、笑顔が伝染していく様子がとても素敵でした。
一緒に読んでいた娘も、「私もいい夢見たことある！」と、楽しい夢エピソードを語ってくれました。誰かと自分が見た夢について語り合うって、ちょっといいなと思います。

とっても楽しい夢を見て目覚めたメガネくん。
それは、起きてからもにっこり笑顔が続く素敵な夢でした。
どんな夢を見たのか、お向かいのカフスおばさんにたずねられましたが、あれれ？どんな内容だったか忘れてしまったようです。
メガネくんは、仲良しのみんなと夢を思い出そうとするのですが…？

いとうひろしさんのお話は、読んだ後いつも胸の中が暖かくなります。
特別ハプニングが起こるわけではありませんが、こういう平和な感じ、いいなぁとほっこりしました。
素敵な夢もいいけれど、楽しい現実世界があってこそ、ということでしょうか。
いろんなことを笑顔で話せる仲間って、何よりの宝物ですよね。