絵のラインがとっても柔らかくて、あったかみを感じたのですぐに手に取り図書館で借りた絵本です。特に鮮やかな色を使っているのではなくてちょうど絵の具をとても薄くして全体に塗ったような、本当に暖か味の感じられる色使いです。内容は主人公の「さっちゃん」のうちにいろんな動物のお客さんがきます。いろんな動物がいろんな乗り物に乗って。そしてさっちゃんと動物が毎回やさしくあいさつをし合います。最後のページでは皆仲良くひとつのテーブルでケーキを食べます。子供達も「次に何の動物が出てくるかな〜」なんて楽しみにしているし、何度も読んでいると暗記して、次に何が出てくるかの言い合いで盛り上ります。あいさつの場面でも真似して兄弟で言い合ってます。挨拶の練習にもなるし、かわいらしい動物とさっちゃんの仲の良さも感じられて親子共々ほんわか〜した気持にしてくれる1冊です。