「ジャッキーのクリスマス」 ママの声

息子が5歳のクリスマスの頃に読みました。
ジャッキーのシリーズは大好きなので、
あらすじをチェックせずにいきなり読み始めて、
しまった、となりました。ちょっと違うかな。
大人向けの悲しいお話でした。

子どもはクリスマスが大好き。
楽しみで楽しみで仕方のないクリスマス。
小さい子どもには、この悲しいお話は興味をもてないし、
それ以上に意味を理解できていないようでした。

もし、このお話をよいと思えるとしたら大人でしょうね。
私は絵本は子どものために読んでいるので、
星少なくてすみません。

ジャッキーといえば、いつも楽しくて愉快な

お話が多いので、その感覚で読みましたが、

読みながら何度も鼻がツーンとなり、

とうとう泣きながら読み聞かせをしてしまいました。

ジャッキーがサンタさんと慕うおじいさんを

思いやる気持ち。

そのおじいさんがジャッキーを亡き女の子を

忘れられない気持ち。

さらにジャッキーに向けるやさしさ。

すべてが積み重なり、胸が締め付けられるような

お話でした。

でもただ悲しいだけではありませんので

それぞれの立場になって読んでほしいと思います。

クリスマス絵本を選んでいて見つけました。くまのジャッキーは娘が大好きでどのページもほんわか優しい絵柄なので冬の雰囲気と相まってとても素敵な一冊でした。
ただお話の内容はかなりせつなくて、おじいさんの大切な子がどうして死んでしまったのか説明もなく、少し唐突な気持ちになりました。このおじいさんがジャッキーと出会えて楽しいひとときを過ごすことができて本当に良かったなと最後は優しい気持ちになりました。

みんなで楽しくクリスマスというのを予想していたのですが、まさかのちょっと切なく、ジーンとするような素敵なお話でした。
他にはない、オリジナリティのあるジャッキーのクリスマスでした。
ですが、いつもと変わらずジャッキーの可愛さや、優しさがたくさん詰まっていました。
また、読んだ人がいろんな受け取り方の出来るお話だなと思いました。

「くまのがっこうシリーズ」「ジャッキー」が好きな我が家の娘が一人読みしました。
いつものジャッキー絵本のような感覚で我が家の娘は読んでいましたが，内容的にはジーンとくるお話です。
大人向けといってもいいかも知れません。

こどもの死が出てくるお話で、ちょっとうちの子には難しかったかなーと思えました。
うちの子にとってはこどもが大人よりも先に死ぬのがもうちょっとついていけないようでした。
クリスマスということでおにいちゃんたちとパーティしたりな楽しいクリスマスのお話かなーと読んでみたのですが、わりと大人向きなお話に思えました。

私は長女なので、妹キャラのジャッキーのことを（半分うらやま
しさもあって）鼻につくなあ・・って思ってしまうことも多々
あるのですが。
それでも、やっぱりジャッキーって愛嬌あるよなあ。かわいいよ
なあ、って思います。おじいさんのためにラズベリーのケーキを
一生懸命作るジャッキー。おにいちゃんたちも総動員で
とびあがるほどおいしいケーキができあがりました。
そりからラズベリーが落ちてくる様子がとっても美しくて
うっとりしてしまいました。

クリスマスの教会で、お兄ちゃんたちといっしょに歌うジャッキー。ページをめくるたびにおしゃれでかわいいジャッキーたちや小物などが登場し、絵がとてもかわいらしいです。一方で、亡くなった女の子を思うおじいさんの切ない気持ちにそっと寄り添うジャッキーの姿が描かれていて、読んでいるこちらも切ない気持ちになりました。最後はハッピーエンドでよかったです。結局、おじいさんはサンタクロースだったのかしら・・・？

６歳の娘が大好きな「くまのがっこうシリーズ」のクリスマス絵本ということで楽しみにしていました。実は他のシリーズの絵本のように、かわいくて楽しいお話を想像していたのですが、予想に反し、ちょっぴり切ないストーリーでした。
でも楽しいパーティの様子や、クリスマスらしいキラキラとした景色は、他のシリーズの絵本と同様にとっても素敵。子供たちも、ラズベリーが空から降ってくる場面では、目を輝かせて喜んでいました。

クリスマスの日に一人のおじいさんと出会ったジャッキー。孫娘が亡くなって以来ケーキを作らなくなってしまったという悲しい過去のあるおじいさんのためにジャッキーがケーキを作るこのお話はジャッキーの優しさとおじいさんとの係わり合いが心温まるクリスマスのお話でした。
軽快で明るいお話も多いくまのがっこうですが、このジャッキーのクリスマスは子供よりも大人の方がジーンときてしまいそうです。