「クレオのひっこし」 ママの声

ひっこしって、人間はもちろん、動物たちも
どきどきするものなんだなあと、この絵本を
読んで感じました。
ねこのクレオといぬのキャスパーが、今回は
ひっこしを経験します。
でも最後には、引っ越し先を気に入ってくれる
ので、安心して読むことができました♪

　「こねこのクレオ」シリーズってたくさんあるんですね。
　初めて読みました。
　幼児向けのようです。

　さて、クレオくんの飼い主がお引っ越しのようです。
　いつもと違う家の様子に、犬のジャスパー君と共に戸惑っているようです。
　おうちの人たちは、彼らの相手もできぬほど忙しそうです。
　でも、素敵なおうちへ引っ越しできました。
　クレオ君にとっては別荘付きのようです。

　アクリル絵の具で描かれた重厚感のある絵です。
　子どもたちは、絵本を通したくさんの絵にも出会えるんですね。

今回読んだ「こねこのクレオ」シリーズで、個人的には一番気に入った作品です。
引っ越しって、人も大変だけど、飼われているペットたちも大変なんですね〜。
最後に覗いている窓からは、くもの巣以外にどんなものが見えたんでしょう？
ちょっと気になります。

同主人公が登場するシリーズを読んだ事があり親近感が湧いたのでこの絵本を選びました。引っ越しは人間にとって住みやすいだけでなく動物にも住みやすい場所をと考える家族の温かさを感じられる絵本でした。これ程までに自分を思ってくれる人に恵まれた主人公は幸せ者だと思いました。思う存分駆け回っている主人公の幸せな笑顔が特に気に入りました。

2才くらいから読めます。
クレオの飼い主のお引っ越しの様子を描いたお話です。
引っ越しを不安がる子がいたら、ぜひ読んであげたい絵本ですね。
いつもと違う事って、新しい環境って、とても楽しいんだね、と思えるお話です。
様々な色を重ね塗りした色使いが新鮮でした。