「かまきり じいっと じいっと」 ママの声

かまきりって鋭いつめをもっていますが
よく見ると、じーとじーと獲物をとらえるために
じっくり行動するんですね。
じーとじーとしているときは、どきどきします。
捕まえられるかなどうかなって。
そのカマキリを見ている私達もじーとじーっと、
みつめているんですよね。

すごいなって思いました。
獲物を捕まえる為だけに何時間もじっと動かないカマキリ。
獲物が来ても、すぐには飛びつかず、絶好のチャンスを待ちます。
食べる為だけに生きてるって感じです。
すごい忍耐力！

ようやく獲物を捕まえたカマキリ、なんだか勝ち誇っているように見えて、思わず娘と「嬉しそうだね」って笑ってしまいました。
動きは少ないのですが、なんだか目が離せない展開です。

福音館の月刊誌10月号。秋のある日カマキリを見つけます。じいっと見つめて観察をしている様が描かれています。カマキリが獲物を発見し、捕らえようとする場面、獲物を捕まえて欲しいなぁとカマキリの味方になれたり、狙われた獲物側にたつと捕まらないでと思ったり。自然の営みが自然に理解出来そうです。（なかなか実際こんな経験が出来なかったりしますからね）そんな緊張感が味わえる「動」とじいっとじいっとする「静」を感じたり出来ました。きっとどこかにひっそり暮らしているカマキリを見つけに行きたくなりました。