「あるところに、とても きれいな くにが ありました。
そこには、これまで いちども わらった ことの ない
一ぴきの むっつりねこが すんでいたのです。」
?
むっつりねこ?
確か題名は「にっこりねこ」なのに・・・
と、思っていると、そこに巨大なぱっくりかいじゅうが現れて、どうしても、むっつりねこが食べたくなって、大きな口で、はなも、はらっぱも、きも、おうちも、おひさまも、そして、最後にはむっつりねこも食べられてしまいます。
さて、むっつりねこはどうしたでしょうか。
そして、どうしてにっこりねこに変身したのでしょうか。
シンプルな絵に大胆な構図、そして、あっと驚くようなストーリー展開に目が離せません。
むっつりねこと、ぱっくりかいじゅうのやりとりがおもしろい。
久々に、娘もおもしろいと喜んでいました。
そして、読後も、余韻を楽しんでいました。