「おとうちゃんとぼく」 ママの声

10ぴきのおばけシリーズが好きな5歳娘に選びました。こちらもおばけがでてきますが、主人公はお父ちゃんとぼく、といっても二人は本当の親子ではありません。ただ、血の繋がりなんて関係なく、二人は親子の愛で結ばれているなぁ、と胸が熱くなるお話でした。

このお話は、優しいおばあさんに拾われて育った犬が大きく立派になり、そして野良猫を拾ってお父さんをするお話でした。自分がおばあさんにしてもらった時みたいに、野良猫にも優しくして本当のお父さん以上に子育てする姿は感動しました。

タイトルからは想像出来ない内容でした。
血のつながりは関係なく、家族としてお互いに愛し合っている。素敵です。本当に大切に思いあっているのがよく分かります。
子どもが何を感じたかは分からないのですが、大人は思わず考える内容だろうな、と思います。

この気持ち、何て表現したらいいんでしょう…出来るだけ多くの方に読んで頂きたい本です。血の繋がりってそんなに大事かな、愛情を持って育てる事が大事なんじゃないのかな、そんな事を考えさせられました。大変いいお話です…。

この絵本は読み終わった後に、なんだか胸があたたかくなる
とても心地の良い絵本でした。
それぞれ血のつながっていない動物たちが、家族として、
仲良く生活していくところが、とてもほほえましかったです。
優しい気持ちになれる絵本だし、何か奥深いものを教えて
くれる絵本だったので、この先も何度も読んであげたいと
思いました。

子供に読みながら、私のほうが感動していました。
血がつながっていない親子なのですが、そんなことは関係ないくらいの、温かいつながりが見えてきました。
「おとうちゃんのような おとうちゃんになる」って、自分の子供に言われたら、親として最高ですよね。

犬のおとうちゃんと猫のぼくのお話。
犬と猫なのに父子なんておかしいですね。
でも、捨てられていたぼくを大切に育ててくれたおとうちゃんは、たとえ血がつながっていなくても、犬と猫でも、大切な家族なのです。
だから他人から見たらへんてこでも、本当は親子じゃないんでしょと言われれば怒るんです。
ぼくを思って腹を立てるおとうちゃん、おとうちゃんを心配し涙を流すぼく、そんな二人の姿に心打たれました。
今では娘のお気に入りです。

図書館で借りてきました。

主人公のぼくは、おとうちゃんに育てられました。
大切に、大切に、たくさんの愛情を注がれて。

ある日。
しらないおばさんに「あなたのこどもじゃないでしょ？　ちゃんとかえしてあげなさいよ」と言われます。

ぼくはずっとおとうちゃんと一緒にいたい。
おとうちゃんもぼくとずっと一緒にいたい。
大切なのはお互いを好きな気持ちなんだよね。と気付かせてくれる絵本でした。

息子もじっくり読んでいました。