もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
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4件見つかりました
ギフチョウの一生を描いた作品です。 作者があとがきで書いていますが、 競わず戦わず、気配を消して1年の寿命の大半を蛹で過ごすのです。 卵の時から、生存競争の中で次々と姿を消す兄弟。 もちろん、森の生き物たちも食べ、食べられ、の世界。 それらがしっかりと描きこまれています。 独特のアングルが、臨場感たっぷりです。 だからこそ、羽化はとても美しいです。 小学生から、森の中の命の営みを体感してほしいです。
投稿日:2021/03/15
美しい色彩でした。 昆虫や周囲の植物がとてもリアルに感じられました。 顔をくっつけてじっと見ると、その一つ一つが細かいタッチだと分かるのですが、少し離れて見るとまるで写真ではないかと思えました。 真珠色の10個の卵が自然界の中で淘汰されて、最後に羽化して「ぎふちょう」(成虫)になれたのは、この物語の中では3匹だけだったようです。 ほんとにすごいドラマを見せてもらった感じです。 昆虫好きの人だけでなく、自然の風景がお好きな方にもお薦めです。
投稿日:2019/08/06
同じ作者さんの作品『しでむし』に感動したので、こちらも読みたいと思いました。 ちょうがさなぎになる様子を、緻密な絵で、淡々と描いているのですが、その淡々とした感じが、余計に厳しい自然界の姿を際立たせる感じがします。 あたかもそこにいるような不思議な感覚になれ、貴重な体験をしている感じがします。
投稿日:2019/01/01
この本は、ギフチョウが卵から成虫になるまでを描いています。 厳しい自然界ですから、卵として産まれた瞬間から、何度も天敵に襲われそうになります。 でも、襲ってくる天敵にも、更に天敵がいて、食物連鎖を形成しているということ。 たくさんの命と、食物連鎖。 自然界は、やっぱりサバイバルだなって思いました。 著者さんは、ギフチョウの観察を通して、たくさんの生き物の存在を感じ、林全体がまるで生き物のように感じたそうです。 ギフチョウをきっかけにして、視界がどんどん広っていくのが、とても面白かったです。
投稿日:2016/01/28
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