「ごほん！ごほん！ごほん！」 ママの声

素敵な表紙の絵に惹かれて図書館で借りてきました。
人間だけじゃない動物達も本が好きだなんて、本好きには本当に嬉しくなりますね。
この本は、絵を眺めているだけでも十分楽しめるくらい素敵です。
出来れば原書も読んでみたいです。

ティファニー・ビーク氏のふんわりしたイラストが好きで手にとった１冊です。
牧場が退屈だから　町に出てきた動物達。
図書館の前に来て出てくる人を見て「みんな幸せそう」
っていうセリフに読みながら（そうでしょそうでしょ♪）って思って嬉しくなりました。
本好きな子ども達には共感できるフレーズですよね。

なかなか本を借りると言う目的を果たせない動物達だけど
子ども達と混じって楽しそうに図書館にいる動物達の姿に
ほのぼのとしてしまいます。

最後に本を借りられて良かったね・・・・と終わるのですが
これって原書ではどんな風に書かれているのか気になりました。
娘は「ご本」という言い回しを知らなかったので
「どうして図書館の人が分かったの？？」と聞いてきました。
ちょっと判りにくかったようです。

どうやって、訳したのでしょう？

それが、大人の私の感想です。

めんどりの鳴き声を、”せきばらい”として、
「ごほん、ごほん、ごほん」
としたのは、苦肉の策なのかもしれませんが、意味は通じるのでよかったです。

パステル調の絵が、とってもかわいい絵本です。

牧場では何の不自由も感じずに伸び伸びと生活していた動物たち。
でも、単調で退屈な毎日に嫌気がさして、
街の図書館で本を借りようとします。しかし…。

めんどりさんの機転は良かったですね！
カエルさんはもっとウワテだったのかしら？
カエルさんが なんで言葉が喋れるのか教えてケロ♪