新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

宮沢賢治の絵本 銀河鉄道の夜」 ママの声

宮沢賢治の絵本 銀河鉄道の夜 作:宮沢 賢治
絵:金井 一郎
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\2,530
発行日:2013年10月19日
ISBN:9784895881296
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,136
みんなの声 総数 18
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 静かで、想像の域を広げる絵

    3歳3ヶ月の息子に…と思って図書館で借りたのですが、
    これはまだ早く、長く、難しく…
    どちらかというと大人向けの絵本だと思いました。

    私自身は藤城清治さん作のものを幼い頃に読んでいました。
    が、それは、物語りが短くなり、
    絵もカラフルな影絵でしたので、子どもにも読みやすかったです。
    こちらは絵が美しいけれど、トーンがひとつで静かで長い。
    そして、文章からの想像の域をもっと広げてくれるような、
    自分の世界に浸らせてくれるような。
    絵として主張しすぎず、文章を遮ることがないような。
    そんな静かな魅力ある大人の絵本です。

    宮沢賢治の見た夜空は、
    この絵本のようだったのかもしれない、と思いました。

    投稿日:2014/07/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 宮沢賢治と言えば、「アメニモマケズ」の名文か『銀河鉄道の夜』が代名詞のようになっていますが、私、実のところ一体何回主人公のジョバンニとカンパネルラが銀河鉄道に乗った後の一部分を読んだことでしょう。でも、決して、全部を読み続けることはありませんでした。

    それは、あまりにもこの有名な物語のストーリーが“訳が分からず難解”だからです。言葉を探すのなら、突拍子がないんです、書かれていることが、思いついたままに書いているの?と思えてしまい、私の乏しい想像力では賢治の空想が高度すぎてついていけずに、面白味が全然分からないのです。分かるのは、幻想的だなということだけ。

    そんな感じなのでストーリーを楽しむことが出来ないから、読むのを敬遠していました。ただ今回、レビューコンテストがあり大変失礼ながらもポイントを稼ぐチャンスだったので、頑張って読みました。そして、途中、やはり挫折しそうになりながら、ある部分はまるで速読のように、ある部分はよく分から無すぎて何度も読み返したりして読みました。

    う〜ん、やっぱり分からない(笑)
    結局、銀河鉄道は死人をあの世に運ぶ列車ということでいいのでしょうか? そしてたまたま、その銀河のお祭りの日に学校でその銀河のことを習ったのだけれども、主人公のジョバンニは働きながら通学しているので疲れから頭がまわらなくなっていて、先生に質問されても答えられなかった。更に、その貧しさをクラスメートから馬鹿にされていて、決して楽しい学校生活を送っているわけではないから、野原で転寝している間に、トラウマのように夢に銀河が出てきた。そして、それが死人を運ぶ鉄道だったので、ちょうどその時に死んでしまった友達のカンパネルラが乗っていたという設定だったのでしょうか? じゃあ、あの鳥を捕まえる人はなんだったのでしょうか? 

    きっと、ひとつひとつの意味を考えてしまう人には不向きな本なのかもしれませんね。でも、今回どうにか最後まで読み続けられたのは、殆ど全ページにある絵のお蔭でした。絵もかなり幻想的ですが、文が分から無すぎると絵に逃げ場を求めて、続きを読み続ける気力を養いました。

    他にも私みたいな人はいるのではないでしょうか? それとも、みなさんが、賢治の世界や銀河鉄道の夜の世界が分かってしまうのでしょうか? すごいなぁ。

    投稿日:2014/06/30

    参考になりました
    感謝
    1
  • まさに、銀河鉄道

    私が、初めて「銀河鉄道の夜」を読んだのは、小学生のときです。
    不思議な世界の中に入り込んだような、イメージを持ったことを、今でも覚えています。
    そして、この絵本の絵は、私の想像を越えるものでした。
    「まさに、銀河鉄道!」と思いました。

    投稿日:2014/06/10

    参考になりました
    感謝
    1
  • 絵本で読んでみたい。

    我が家の小学校4年生の娘が、理科の教科書の星座の項目の「銀河鉄道の夜」のお話が紹介されていたのを見て、「銀河鉄道の夜」の本がほしいと言い出しました。
    なかなか難しい物語でもあるので、絵本でと思い色々探して吟味しています。
    こちらの絵本もイラストが美しく素敵に思いました。

    投稿日:2020/07/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人もハマる賢治ワールド

    宮沢賢治の名作、「銀河鉄道の夜」。色々な出版社から出ているけれど、こちらが超絶おススメ!この画家は宮沢賢治を大変研究した方ではないだろうか。暗闇の中でキラキラと光る鉱物的な質感と、幻想的な世界感を、この絵は大変うまく表現している。
    絵本は、文字だけでなく絵も使って、想像の世界を広げ、心をより豊かにしていくものだと思っているのだが、その役割を全うした作品だと思う。
    娘はもう絵本を卒業した年ではあるが、寒い夜、娘のベットでこの本をめくりながら、宮沢賢治の世界に二人で浸るのはとても温かい冬の過ごし方になりそうだ。

    投稿日:2016/11/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • “翳り絵”という幻想的な技法の絵です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    三起商業株式会社こと、「ミキハウス」が絵本界に進出してからもうずいぶん経ちますね〜。
    特に宮沢賢治の作品を取り上げている絵本が多く、
    いろいろな画家(イラストレーター)の手にゆだねて、新しい宮沢賢治の世界を描こうとしているような気がします。

    この『銀河鉄道の夜』は、“翳り絵”という幻想的な技法の絵で、この金井一郎さんが編み出した作風です。
    カンパネルラとジョバンニが旅した星の世界のイメージが、この技法で描かれたことで、より壮大な宇宙の中にいるように感じられました。

    少々分厚い画集のような絵本ですが、見ごたえはたっぷりです。

    投稿日:2014/10/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • あの頃思い描いた世界が絵本に

    自分も小学生の時に読んだ「銀河鉄道の夜」。その頃に思い描いた世界が絵本になっている!それはとてもうれしい驚きでした。
    とはいえ、お話の細かいところは忘れていていました。たぶん昔はきちんと理解していなかったのだと思います。何十年ぶりに再び出会い、お話を読んだ頃の自分のことも思い出すこともできました。
    今一緒に読んだ娘たちも、大人になってからまた読み返すのかななどと想像しています。長く読み継がれる絵本であってほしいと思います。

    投稿日:2014/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 幻想的

    私の地元の作家さんの作品なので、楽しみに読みました。幻想的な絵がとても内容にあっているし、とても楽しんで読めました。

    ただ、深いところだと、死の話なので、子供には難しいと思うのですが、ともかく表面的ストーリーだけは理解したようです。

    大人が読んでも考えることができる作品だと思います。

    投稿日:2014/06/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 引き込まれる

    絵がとても美しいです。一気に賢治の世界にひきこまれます。文章だけは読んだことがあるのですが、自分の想像をはるかにこえる世界がこの絵本にはあります。幻想的な『銀河鉄道の夜』の世界が広がり、文章がまたすーっと自分に入ってきます。またこの世界は決められたものではなく、きっと読む人、見る人によってまた別の世界が広がっていくように思いました。文章は長いので小さな子には難しいのですが大人が読んでその世界に浸るにはとても素晴らしすぎる本です。

    投稿日:2014/06/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 闇の中から光が

     「銀河鉄道の夜」のタイトルは、ロマンティックで楽しそうですが、内容は奥深いですね。
     暗い闇の中から光があふれてくるような、幻想的な絵にひきこまれました。
     カンパネルラとジョバンニ、銀河鉄道の乗客たちの声が聞こえてきそうでした。
     物語は、悲しい終わり方をしますが、それでも幻想的で静かな感じがします。
     
     文章は長めで、独特の言葉もあるので、むずかしいと思います。私もなんどか読んでいますが、正直まだわからないところもあります。 静かな余韻がのこる絵本でした。

    投稿日:2014/06/21

    参考になりました
    感謝
    0

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / 1つぶのおこめ / ななちゃんのおかたづけ / 宮沢賢治の絵本 雨ニモマケズ / なくなりそうな世界のことば

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(18人)

絵本の評価(4.53)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット