「まちのおばけずかん」 ママの声

今回の作品は、有名なおばけがたくさん出てきた印象でした。「おばけずかん」オリジナルのおばけは少なかったという理解で良いでしょうか。いつもの「おばけずかん」ならではの、斬新だったりユーモアのあるおばけが少なかったことは、ちょっと残念でした。けれども、やっぱりおもしろかったです。

夜道を歩いていると、後ろから下駄の音が。何だろうと思って振り向くと…。町にはこわ〜いおばけがいっぱい。でも、このお話を読めば大丈夫。怖いけれどおもしろい、そんな町のおばけのお話８編が紹介されています。

日本に伝わる妖怪の話を子ども向けに面白くわかりやすくした本。
おばけごとの短編集になっていて、「百」以外はすべてひらがなカタカナ。
ユーモアたっぷりなおばけのイラストもあるので、低学年でも読みやすく、楽しく読めます。
昔ながらの妖怪なのに「スカイツリー」といった言葉をちゃんと知っているのは現代っぽくて面白いですね。

低学年に大ブームのシリーズです。
からかさおばけや見上げ入道など、昔からいるようなお化けが沢山登場するので、一気にお化けに詳しくなった息子が、楽しそうに内容を話してくれます。

一人で読んで楽しむ本としては最適なのではないかと思います。

小学校２年生の我が家の娘が，小学校の図書室で借りてきて一人読みしました。
１度読んでもまた開いて面白かった場面を読んでみたりと，とても楽しんで読んでいました。
同シリーズの他の本を図書室で探して借りてきています，お気に入りのシリーズになったようです。

この話は、一反木綿や傘おばけなどみんながよく聞いたことのあるおばけがたくさん載っていました。うちの子はその中でも百目という妖怪が気に入っていたらしく、百個の目が飛び出て、人間を追い回すのがとっても面白かったって言っていました。