「こちょこちょこちょ」「おいでおいでおいで」との3部シリーズ。
同じさっちゃんが出てきます。
「ほっぺほっぺ」と
さっちゃんが誰かにほっぺをくっつけているのですが
いつも向こう側を向いていて、相手がちらりとしかわからない。
それが出てくる楽しみ、だれかなと当てっこをする楽しみとともに
読み進めていけます。
ふだん「ほっぺほっぺ」という言葉は使わないけれど
さっちゃんがやっているように、ほっぺを子どものほっぺに
すりつけながら読んでいるとこちらが幸せな気分になれます。
「ほっぺほっぺ」しようとしたら
「よせやい」と強がってやろうとしなかったたぬきさんが
最後はばけて登場。
素直じゃない動物がいるところもご愛敬です。
言葉がぐんと増えてくる2歳頃がおすすめだと思います。