「千の風になって」 ママの声

この本をわが子が手に鳥、読まれるころには、世の中が今より住みやすい時代でいて欲しい・・・。
『千の風になって』はいまや、名曲として、だけではない。
このストーリーがあって、この曲が生まれたのだろう。

義理の父が急逝したときに、
その死を受け入れられずに落ち込んでいた義理の母。
友人からこの絵本をもらって、
少し救われたと言っていました。
でも、母はその1年後にまた還らぬ人になったのです。
そして、この一冊はまた夫を救いました。
今、父も母もいませんが、
この絵本が我が家に残っています。
あまりに知られたこの詩ですが、
大切な人を亡くしたときに、確実に
やっぱり心にひびいてくるのだと思います。
流行で終わらないで、ずっとのこって
誰かを救っていって欲しい詩だと思っています。

英語で書かれた12行の詩。かなり有名なのに、読むまで知りませんでした。物語の最初に　この詩が色んな所で朗読されたと、書かれていました。誰が　書いたかわからない・・。歌にもなったこの詩を　いつか誰か悲しむ人に　出会ったら私はこの詩を送りたいです。

この絵本は、どっちかというと大人向け、です。
ちなみに図書館でも、ヤングアダルト絵本コーナーにありました（笑）。

千の風になって、の詩から、話をふくらませていく、という展開になってます。
有名な詩、だそうですが、無知な私は、全然知りませんでした（恥）。
ご存知ない、という皆さん、ぜひ手にとってみて下さい。

ちなみに３歳の娘にはまだ難しかったようです。
が、身内で不幸があり、死んだらお星様になる、という事がだんだん
分かってきたので、何か感じ取ってくれたみたいです。