ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
並び替え
10件見つかりました
「森は本当に怖いところなのか」を知るために 森に行ったネズミの話です。 「行く」と決めて出発する前に 振り返って部屋を見回す場面は 安全なこの場所から 危険かもしれない森に行く 「覚悟」みたいなものを感じます 怖さを克服して 森にたどり着いたネズミは 森の本当の姿を知ります。 6年生に読む本を探していて出合いました。 慣れ親しんだ小学校を卒業する6年生に 餞として読んであげたいお話でした。 不安や恐怖に立ち向かい 自分の力で克服してこそ 自信や達成感も得ることができるし みんなそうやって成長していくものだ …そんなメッセージが聞こえてくるようでもありました。
投稿日:2009/10/21
怖がる自分を嫌になってしまう「ぼく」の気持ちは共感できます。 実際 道に迷ったかもしれないし、食べられてしまったかもしれない。 それでも前に進む「ぼく」は子供に勇気ややり遂げた時の充足感を 教えてくれるのかもしれません。
投稿日:2010/03/01
はじめての事や場所に一歩踏み出す時の怖さや不安。 それを克服したときの自信や誇り。 これこそが成長というのでしょう。 先日、講演で「問題がなければ答えはない。乗り越える壁がなければ成長はない」と言われていました。 作者の言葉に、「過保護になっている親」とあります。 子どもにとって必要なときにだけ、手を差し伸べるべきなのでしょう。 親もこの絵本で、反省させられます。 高学年や中高生に薦めたい絵本です。
投稿日:2008/11/27
ちっちゃなねずみくんが、住むまちを出て、一人で森をめざします。 こわいところだと思っているところへ、あえてそれを確かめに行くという、ねずみくんの勇気におどろきました。そして、いざ森を目前にしたときの、ねずみくんと森の対比に、森の偉大さを感じずにはいられませんでした。 自分で、何かやりとげることで、達成感を感じ、心も体も成長していくんですね。頭ではわかっていても、これを子どもに体験させるには、親としても勇気がいります。 子どもが自分から「やりたい」と思ったとき、背中を押してあげられる親になりたいなと、この本を読んで思いました。
投稿日:2008/05/20
1歳半の息子にまだまだ何でもかんでも手をつい出しちゃって…と日々反省している私。 この絵本を読んで改めて「子供は私のモノじゃない。いつか自分で考え、歩き出せるように、サポートするだけなんだ」と思いました。 小さなネズミが勇気を出して未知の世界に行くシンプルな話ですが、その意味はとてもとても深いです。
投稿日:2007/05/12
ヨーロッパの片田舎風の絵が素敵な絵本です。 森が恐ろしくてたまらなかったネズミ君が、思い切って森まで出かけ、帰ってくるまでのお話です。 文章が簡潔で読みやすいですし、絵も精巧で美しいので、無理なく読み進めることができます。 そして、さらっと読んでしまうと、なんてことのないお話です。 実際、我が家の子どもたちは、「そうですか、よかったね」という程度の反応でした。 ただ、10代半ば以上の子どもや、大人が読むといろいろ考えることの多い絵本です。 自分の恐怖の対象と向かい合う勇気、そしてそれを克服することによって生まれる達成感や自信を感じることができる本だと思います。 訳者の言葉にも、現代の子どもに対する大人の態度を見つめなおすきっかけになるというような意味のことが書いてあります。 一見、小さい子どもの向けのように思えますが、実は大人のための本かもしれません。
投稿日:2007/03/11
私が読んでみた感想では、子どものための絵本というより、むしろ大人のための絵本という印象をもちました。図書館の司書の方とお話したときに、「これから新しい旅立ちをする子どもたちに、こういう絵本っていいんじゃないかな?」という意見も聞きました。 この絵本は、低学年で習う漢字に、ルビがありませんし、実際に自分で読んで内容をイメージするのは少し難しいかと思います。ちょっと臆病なネズミが森に一人で探検に行くお話で、森の中の自然の心地よさも書かれていますので、自然体験を豊富にしているお子さんで、親子など少人数で読み聞かせをするのであれば、小学1、2年生でも、共感し、楽しむことはできると思います。 訳者の柳田邦男さんが、「子どもに対し過保護になっている現代の親たちと社会に、子どもが育つとはどういうことか、その大事なことにきづかせてくれるだろう。」と書いていらっしゃいますので、訳者としても、大人のための絵本という意識をお持ちなのだと思います。 私自身は、木や草、苔の匂いのする森の中が好きですし、勇気を出して、新しいことにチャレンジしてみたら、気持ちが良くて、自信が出てきたというストーリーには、とても共感できます。木々の描写や、森の中で心地よさそうにしているネズミ君の表情が印象的です。
投稿日:2006/03/13
主人公のねずみが家を出て、今まで怖がっていた森へ行きます。森でいろんな自然の美しさや生命の息吹を感じて、森は怖くなくなり、家へ戻るというもの。 子供に何かを克服させるときに適した本だと思います。 ただ、大人が読んでちょっと惜しいかなというのは、まず1つはオチかヒネリがもう少し欲しかった。純粋に子供向けならなくていいけど、これは子供向けだけではないような気がしたので、もう少し何かひねりがあっても良いかと思います。 もうひとつは、主人公がねずみなことの必然性が分からない。人間にしたらだめなんだろうか?ということ。 でも、とにかく悪くはないです。
投稿日:2011/04/13
息子と読んだのですが、興味は薄かったです。 大人向けあるいは息子よりももう少し上の年になったらわかるようになるかもしれないと思いました。 もねずみが主人公である意味がよくわかりませんでした。 経験としてはすぐに思い浮かびませんが、できないと思っていたことができた時、自分一人で成し遂げた時の達成感、乗り越えたという感じがわかるような年齢であれば親しめるのかなあと思います。
投稿日:2009/11/14
題名に「森」とあるだけに、森の絵がとてもいいですね〜。 木々のすき間とか、草花とか、絵だとか、そごくこだわりを感じました。 一つ気になったのは、別にねずみが主人公でなくてもいいじゃん?ってところです。 こういった絵本ではよくねずみやくまが擬人化されて登場しますが、これは作者のなんかしらかのポリシーなんでしょうか?それともただ好きなだけ? 私は個人的に、こういう話は素直に人間の姿をしていてた方がいいような気がするのですが…。 稲穂らしき風景が見えるので、子ども達に読んであげるなら、秋口が効果的のような気がします。 本書には「何歳向き」という表示はありませんが、読んでみた感触では中学年くらいから楽しく聞ける気がしました。 自分で1人読みするのも、中学年くらいからがいいかと思います。
投稿日:2009/06/30
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / めっきらもっきらどおんどん / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索